くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

南国ならゲッコもへいき

2008-05-26 21:47:56 |  リゾート

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トカゲ@豪華リゾート・クルンバ・ヴィレッジ

ダイバーになって、昔はこわかったトカゲやヤモリに、かわいさを
感じるようになった。そんな女性ダイバーは多いんじゃないかな。

南の島に行きはじめの頃は、壁にはりつくヤモリをおそるおそる
眺め、落っこちてこようものなら、「ぎぇ~」と叫び、飛び上がった
ものだし、夜はキキキとか、ケケケとか、声も高らかに鳴く彼らに
息をひそめたものだ。誰かが行った南の島で、壁一面が「キ」の
字模様だと思ったら、ヤモリだらけだった、という話を聞き、その
光景を想像するだけで、心底、ゾッとしたものだ。それが今では
小さなヤモリなら、さわっても全然平気になってしまった。南国の
トカゲやヤモリは、白っぽく、皮膚感覚も乾燥肌に見え、爬虫類
特有のヌメヌメ感が見た目に少ないから、大丈夫なんだろうな。
どっちみち、ダイビングと南の島で、どんどん強くなっていく・・・。
今でも、ゴッキー、カメムシ、蛾がダメなことに変わりはないけど。

        
        




人工リーフ

2008-05-26 20:20:38 |  未分類

シパダンとタワウの間の海域に、2平方キロメートルの人工のサンゴ礁が開発されるという
ニュースが、ニュー・サバ・タイムスにのっていた。
椰子の葉を海底に沈めて漁礁にするというプロジェクトで、単なる漁礁とサンゴ礁とは違う
気がしたが、やがてはコーラルがつき、サンゴ礁に発展するということ?
なんでも、過去の研究で、漁礁を設置した場所の、魚口(?)密度は3割増になり、漁師の
収入は40~88パーセント増になるそうだ。

タワウからシパダンは、順調に走っても、スピードボートで2時間半は軽くかかったと思うが、
その間の2平方キロメートルといえば、とてもとても、小さな範囲だ。
でも、沖縄や伊豆である、ダイビングスポットの××漁礁なんてのに比べたら、とても広い。
漁礁でのダイビングといえば、餌付けを行うところが多く、マルハの魚肉ソーセージを持って、
他のエリアの同じ種類のサカナより、妙に大型化したやつらに囲まれる、という思い出しかなく、
私は趣味ではない。

このプロジェクトは、漁業の発展が目的なのはわかっているが、こんな大きな漁礁なら、いろ
んな魚が集まってきて、ダイビングできたらおもしろそう、なんて、一瞬にして、考えが飛躍。
ところが、よく読んでみると、「大臣が漁礁のエリアで、ダイナマイトフィッシングをしないように
と警告」との記述があった。むむ、ダイナマイトフィッシングが日常的に行われているエリアと
いうことだ。それじゃあ潜れない。

今も、シパダンのバラクーダポイントでは、ダイマイトフィッシングの爆音がよく聞こえてくる。
いつの日か、ダイナマイトフィッシングが根絶される日は来るんだろうか?

いずれにしても、シパダンを中心として、セレベス海は魚影がとても濃いから、人工リーフの
成果も期待大だろう。