くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン2014(2)11月18日(火)コタキナバル まかんまかん、じゃらんじゃらん

2014-12-15 17:19:19 |  旅行
消えぬ早朝ドリアンケーキの余韻に、歯みがきを切望。
なのに「MH2604 to Kota Kinabalu is now ready for boarding」のアナウンス。
前に一人、のろのろ歩く白人のおじさんがいるだけで、他にはゲートへ向かう人の姿もない。
これはもう悠長に歯みがいてる場合でもないかと、ふだんは動く歩道を決して歩かない私も急ぎ足。
これで機内食までドリアン臭と決別できないな・・・。

MH2604 KL0730 KK1005
KKゆきのゲートは奥の方で、またも延々歩いた。
ゲートでは先客たちがお行儀よく座っていたが、まだボーディングは始まっていなかった。
なーんだ、歯磨いてくればよかった。
いつのまにか夜は明けていた。

B738さん、鼻面が汚れてますよ。

それにしても暗い朝。


そして、エコノミークラスには、またまた男性クルーしかいない。
もうMHは女性はアッパークラスにしか配置しないのかな?

水平飛行に移ったら、さくっとミールが出て来た。


アジアン・ベジタリアン。

写真、めちゃめちゃボケた。
これ、前にも食べたことがあるかも。
ダル豆のカレーはよいのだけれど、ナンぽいかたまりが微妙。
そして、こんどこそは「ヘラクレス」を観ようと思ったが、眠い。
KKに着いたらじゃらんじゃらんするから、今は眠っとこう。

ボルネオ上空に入ると、いい天気。
プロゥティガだったかな?


やがてにごにごの水域があらわれる。
これは、ボルネオのメインランドの河口から流れ出た泥んこの水。


プロゥディナワン。


南シナ海に機体の影くっきり。



What's new in KKIA
1月2日以来のKKIA(Kota Kinabalu International Airport)。
並んでいるお店が、ちょっと変わった。
コピティアム(ローカル風コーヒーショップ)ができているので、明日の朝はここでお茶を飲もう。

マレーシアは国内線でも、他の州から来ると、またパスポートコントロールを通らなければならないのがめんどう。
これだからKL乗り継ぎはいやだよ、なんて思ったものの、さくっと順番が来て、さくっと通過。
荷物もあっという間に出て来て、さっさと外へ。

タクシーカウンターでクーポンをGETした次の瞬間、「エアポートバス」のバナーが目に飛び込んで来た。
たったのRM5.00。
ショーック!RM30でクーポン買っちゃったよ。
まあ、きょう泊まるDreamtel Kota Kinabaluは場所はだいたいわかっているものの、はじめてだから、万が一迷ったらいやだし、バス停からも離れてそうだし、荷物もあるからあきらめるとすっか。
外に出ようとすると、2人のローカル女子が駆け寄って来て、「どこから来たの?KL?」
手には何か冊子を持っていて、寄付かセールスの香りがぷんぷんする。
「じゅぷん!」
「え?日本人なの?それならいいわ、ごめんなさい。enjoy your stay」と去って行った。
どうやらマレー半島人と思われたらしい。


朝のうち晴れ
KKIAの滑走路、誘導路ぞいの、水たまりの多い緑地帯には白い鷺がいっぱいいるが、けさは車寄せを出たあたりの植え込みにまでいた。
ドライバーに「だりまな?(どこから来たの?」とマレー語で問われ、「じゅぷん」と答えたら驚かれた。
きょうの私はマレー半島人っぽいんだろうか?
適度にフレンドリーなタクシドライバーのおっちゃんの運転で、ドリームテルへ到着。


レセプションにはかなり若いお嬢さん。
まだ研修中らしく、「上の人」にあたる女性の手順を超ガン見。
吸収しようと言う気迫を感じて、ちょっとひいた。
最近、デポジットを要求しないホテルが多いけれど、ここはどうかなー?と思っていたら、要RM50.00、
キナバル山のときにあまったリンギットがけっこうあると思っていたら、タクシー代でほぼ終わっていた。
長年、財布にリンギット紙幣常駐なので、ろくにチェックしていなかったけれど、そういえば、3月のマーレへのトランジットのとき、使ったんだったけか。
時計はまだ10時半をまわったところ。
「両替して戻ってくるけど、何時に部屋に入れてもらえる?」と聞いたら、「すぐにでも」と優しいお返事。

さっそく外に出る。

それにしても本当にいい天気。
でも、午後は確実に雷雨になるだろう。
両替したら、さっさとランチにして、ホテルで休もう。

なんとなく、スーパーのミレメワをパトロールしてから、ウィスマ・ムルデカへ向かう。

いつものレートの良い両替屋に行くが、さすがに昨今の円安で、1リンギット35円弱といったところか。
安倍ーーー!と思うのだった。

ウィスマ・ムルデカの海側から出て、市場に向かって歩く。







気持ちのよい青空。
暑い。
この暑さはココナッツウォーター日和。


ココナッツウォーター@フィリピノマーケット
フィリピノマーケットには数軒のヤングココナッツ売りのテーブルがある。
別にどの店も値段に変わりはないし、なんの違いもなさそうだけれど、横目で全部見てたら、いちばんすみっこまで来てしまった。

テーブルに並ぶココナッツ。

常温はRM3.0。
ココナッツ売りの女性は、スイカのようにたたいてよさそうなのを選んでくれる。
アイスボックスで冷やされたものがRM3.5。
この暑さじゃ、冷たいのが飲みたい。
「くらぱ むだ せじゅっ!」(Kelapa=Coconut, muda=young, sejuk=cold)

一口すすった瞬間、もう日本でココナッツウォーターなんか買わない!と心に誓った。
(いつまで日本でココナッツウォーターなしに耐えられるか自信がないが)
わずかな酸味とかすかな甘み、無臭。
やっぱりココナッツウォーターはこうでなくちゃ。
高いだけで、変な風味の輸入物の紙パックのココナッツウォーターが心底ばかばかしいと思えて来る。
なんで、紙パックにするだけで、あんなに変な風味になるんだろう?
ココナッツパルプもしっかりけずりとり、大満足。
ただ、ここのスプーンが衛生的だとは思えないので(まあ、これまでさんざんっぱら使って来たのだが)、こんなこともあろうかと思って(?)、機内食についてきた、未使用のプラのスプーンを持ってきてある(たんにバッグに突っ込んであっただけ・・・)
Myスプーンでココナッツパルプを食べる、私はそうとう変な人。

各販売所のココナッツのストックは、大きな鉄かごにぞんざいに入れられていて、リゾートで出すようなべっぴんさんココナッツばかりではなく、色もさまざまだし、キズだらけ。



サユルマニス@スリメラカ
ココナッツ・ウォーターでおなかはたぶたぶだけれど、11時半だから、混む前にランチに行っとこう。
通りを歩けば、すぐに暑くなる。
暑いから、エアコンがきいているスリメラカ(Sri Melaka)にしーようっと。
スリメラカはマレー料理屋。

とはいっても、お目当てはマレー料理の王道メニューではなく、サユルマニス=サバベジだ。
たぶんサバでしか食べられないと思う心理が働いているからだろうけど、ほかのどんな野菜炒めよりも、サユルマニスが好きなのだ。
でも、たまーにサユルマニスが売り切れていることがあるので、要注意。
スリメラカは全体的においしいのだがKK的には高い店だ。
だから、サユルマニスがなければ店を出る勢いで、ウェイターが近づいて来るや否や、「あださゆるまにす?(サユルマニスありまっかー?)」と確認。
ウェイターの「あだ~(あるで~)」に安心して着席。
「みぬむ?(minum=to drink)」と聞かれ「テタレ せじゅっ!」

このあわあわと、特濃紅茶に練乳がたまらない。


やはり、ここのサユルマニスガーリックは絶品。
至福の一時。

この店は、フィッシュカレーなんかもおいしいが、大容量ココナッツウォーターのあとだし、一人だし、そうそう入らない。
あなんとなくエビが食べたくて、フライドプローン。

ココナッツウォーター腹に揚げ物は、後半きつかった。
ここのメニューは、SMLの3サイズ展開なので、サユルマニスSプラスエビSではなく、サユルマニスL一品にしとけば良かったと、ちょっと後悔。
でも、白いごはんも含め、しっかり完食。
日本円にして1000円くらい食べ、KK的には高いランチ。
ちなみに、スリメラカは店構えはこぎれいだけれど、ここのトイレにはもう入らないようにしようと思った。


昼過ぎから曇り
うーん、苦しい。
ランチを終えたらホテルに帰るつもりだったのに、これはちょっと歩かないと。
そういえば、明日からばっちいセレベスに乗るのに、スリッパとマスクを忘れて来た。
ダイソーに行ってGETしよう。
というわけで、DAISO JAPANのあるセンターポイントへ逆戻り。
ところが、あったはずのフロアにDAISO JAPANがない。
スリアサバにできたから、なくなっちゃったのかな?
各フロアをテキトーにひやかし、地下に降りてスーパーPacific Ngiu Keeをパトロールしだしたら、トイレに行きたくなったので、足早に撤収。

センターポイントの汚いトイレにチップまで払って入りたくはないので、斜め向かいのメリディアンのをお借りしーよおっと。
外に出ると、すっかり曇り空。
急がねば。
メリディアンに宿泊客の体で入り、ホッと一息。
トイレから出ようとしたとき、お掃除担当のおばさんが入ってきた。
「あなたは日本人ですね!?」と声をかけられた。
きょうはじめて日本人と認識された。
「ここのお部屋はどう?」と聞かれ、今回は泊まってないのに、「お部屋は狭いけれど、ベッドの寝心地は快適ですよ。」と答えておく。
メリディアンは、寝つきの悪い私がぐぅぐぅ眠れる数少ないホテルだったのだ。
おばさんの日本語が習いたいとか、日本のものが素晴らしいなど、ありがちな立ち話にしばらくおつきあい。
DAISO JAPANもすばらしいと言われ、「センターポイントのダイソーって、まだあるんですか?」とたずねたら、「今もあるわよ」との返事。

あるならダイソー、行っとこう。
もういちどセンターポイントに戻って、ダイソーの位置チェックのためにインフォメーションへ直行。
こわもてのオバチャンに「ダイソー何階?」と聞いたら、「ダイソーまだあったっけー?」ともう一人の若男子にたずね、若男子が「もうないよー」「そうだったわよねー。移転したわー。」なんて展開。
どうやらセンターポイントからは撤退したらしい。
まあ、スリッパもマスクも、なければないでやってけるんだから、いーか。
とにかく、雨が降らないうちにホテルへ帰ろう。
と思ったが、殺菌作用のあるウェットタオルくらいは持っておいたほうがいいなと、センターポイントにもあるのに、わざわざまたワリサンのガーディアンに行ってGET。


おやつにヤムアイス from Orange 24hours mart
もうツバメたちは低空飛行。
早くホテルに帰らなくちゃ。
あ!洗濯洗剤をわすれた!
C/Eで洗濯はできないけれど、KKのホテルでは必要。
いつ降りはじめるかとびくびくしながら、町の北側に点在するコンビニのセブン、オレンジ、ドラッグストアのワトソンズ、ガーディアンにことごとく出入り。
ドラッグストア系は、シャンプーやボディウォッシュはあっても、デタージェントは置いていない。
コンビニはどこも、染み抜き用しか置いていない。
スーパーはご家庭用の大袋ばかりだし。
洗剤さがしのはずなのに、アイスクリームケースはかかさずチェックで、いけないと思いつつも、オレンジでヤムアイスをGET。



ああ、ヤムスイーツは、なんておいしいんだろう。
手のこんだ日本の紫芋スイーツより、マレーシアの素朴な味わいがむしろ好きだ。
しかも、たったのRM1.50!

結局、洗濯石けんは、灯台下暗し、ホテルの並びにある、レトロな中国人経営の「あらものや」さん的な店でGET。


午後は雷を伴うにわか雨
ホテルに戻り、部屋に入ると、前は裏山、斜め下は、パダンムルデカ。
そして、ものの10分も立たないうちに、まっすぐに縦に大雨が降って来た。
セーフ。
乾燥したホテルの部屋だから、洗濯物わ乾くだろうと、さっそく洗濯。
洗濯のあとは昼寝しようと思ったのに、マレーシアのテレビ局のドラマをみてしまった。


雨上がりの夕方
そうこうするうちに午後5時。
雨はやんだ。


あしたの朝は早いので、さっさとごはん食べて、さっさと帰って来て寝よう。
そして、今夜もやっぱりバクテが食べたい。
バクテがスタートする17時半と同時に店に入ってやる!と10分前に部屋を出る。
KKのバクテ屋といえば、ジェッセルトンむかいの「佑記肉骨茶」なのだが、きょうは土鍋でぐつぐつ出て来る「新記肉骨茶」気分。
いそいそと新記にゆくと、シャッターが閉まってる~!OMG!
しょーがない、佑記へ行くか。


肉骨茶@佑記茶室
きょうは新記にしたかったので、なんとなく気乗り薄で佑記へ。
が、スープをすすった瞬間、やっぱり佑記サイコー!
来てよかった!

たったのRM9.00!


宵のうち晴れ
バクテ屋を出て、まだ18時をちょっとまわっただけなのに、とっぷり暮れてしまった。
まだ早いし、スリアサバのDAISOに行こう。
スリッパはホテルの部屋にあった使い捨てを持ってゆくとして、備えあれば憂いなしで、マスクはやっぱり買っておこう。

さて、DAISO JAPANは値上げで、ALL RM5.00になっている。
値上がりと円安のダブルパンチ。
いまのレートじゃ一品175円じゃん。
日本で108円のものばかりなので、すごーく損した気分。
安倍ーーー!とまた思う。
円安がプラスにならない会社につとめる私は、公私ともに円安は大迷惑なのである。


食後のデザートはマグナム
マスクをGETしたら、ふと、セレベス、ビール載せてるかな?と心配に。
たぶんあるだろうけど、ないかもしれないから、やっぱり持ち込もう!
KKプラザのServayに向かい、Tiger半ダースにセブンアップ3本、そして明日の朝の気付のためにRED BULL。
さらに、マグナムの誘惑に打ち勝てず。

アーモンドにしたいところだけれど、がまんしてチョコレートコーティングのみのクラシックにしておく。
正統派マグナム。


夜のコタキナバル市役所
ドリームテルにむかってゆくと、市役所がさわやかだ。


と思ったら、市役所が・・・市役所が・・・
どんどん変色してゆく。




パープルとか


レッドとか、

けっこうどぎつい。



いったい何色パターンがあるんだろう?と2巡くらいするのを見てからホテルにもどったら、マグナムがでろでろになっていた。


仕上げはTiger Beer
きょうは、良く食べ、スーパーとコンビニとドラッグストアばかりだけれど、よく歩いた。
まかん(食べる)とじゃらん(歩く)だけに費やした感じ。
朝のドリアン・チーズケーキ、昼のテタレ、昼下がりのヤムアイス、夜のマグナム、ハイカロリーな乳製品まつりは、どう考えても違反だな、と思いながらも、1日のしめくくりにタイガーをプシュと開けるのだった。


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