経営戦略コンサルの洞窟

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間違いゼロ

2010-04-16 10:27:26 | Weblog
戦略コンサルの仕事において、間違いはゼロをべきです。数字、誤字脱字、全てにおいて。もちろんロジ的なことも含めて。

完璧であること、あらゆることに対して間違いがないことが信頼を生みます。

だから、クライアントに出す資料などは完璧なまでにチェックし、できれば二人以上で確認することが好ましい。

昔、先輩コンサルタントがトレーニングで「もし、クライアントに出す数字が間違っていた場合、どのように対処するのか、実際にどのぐらいの頻度で起こりえるのか」という質問に対して、「自分は今まで一切の間違を犯したことがないから、そのような対処をしたことがない。だから頻度はゼロだ。」と堂々と言い切っていました。

その後、本当に9ヶ月その人と仕事をしましたが、その人のチームはただの一度のミスも犯さなかった。完全にダブルチェック体制を強いて、自らも厳しくロジック、数字をチェックしていた。

細かいミスなんてあり得る、過剰品質だ、という意見もありえるが、これでコンサルフィーが増えているわけでもないので、この姿勢は極めて大切だ。