経営戦略コンサルの洞窟

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遺伝アルゴリズム

2010-04-02 21:19:29 | Weblog
有名な本のようだが挫折。無理なものは途中で辞めることができるようになったのが分の中で進化か(泣)

進化論は前から興味をもっているのだが、読みやすい本がどうしても見つからない。

自分の成長を考えるだけでも進化論にいろいろヒントが隠されていると思う。プロジェクトの度にパートナーなどから新たな遺伝子を貰っているようなものだ。あるものは引き継がれ、あるものは遺伝しない。どの遺伝子を引き継ぐかに寄って自分が変わってくる。また遺伝子の組み合わせによって全体としての効果が変わってくる。また、ある特定の遺伝子ののみになったら滅んでしまうかもしれない。

重要なのは最後の二つだ。
遺伝子は組み合わせによって全体の効果は変わる。つまりコンサルティングスタイルも付加価値の出し方があり、それによって議論の仕方、スライドの作り方など変わってくるので、ある種セットで考えないといけない。
また間違った遺伝子(能力)を持つとアウトになる可能性もでてくる。

そうすると大事なのか常に自分の中で遺伝子セットを複数持つことになる。いろいろ継承した遺伝子を試して使ったり、セットでの効果を見たりしながら遺伝子を自己的に何世代を進化させないといけない。常に複数というのがポイントで、必要によって、失敗したと思ったら別の遺伝子にジャンプしなければいけないのである。

ここら当たりは学生の特に勉強した「遺伝アルゴリズム」という最適化の手法が極めて似ているのかもしれない。

いずにしろ、自分で意識的に他の人の遺伝子を継承して、トライアルして、自己の遺伝子を高めていくのである。それは世代が進むほど進化の度合いが高まるのが通常なので、意図的に早く回すのがよい。


ダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化
ダニエル・C. デネット
青土社

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