将人とともに together with Masato

For the parents in the world, whose children have autism.

光の村と武蔵野東学園

2007年10月10日 | 光の村
それにつけても思うのは、光の村への世間の評価があまりにも低い気がすることだ。まるでマニアックな障害者集団みたいに思われている気がする。(特に私が入っている障害児の親のメーリングリスト) 

武蔵野東学園など、アメリカ校まで持ち、自閉症教育はもとより、統合教育校として健常者の教育自体でも世間の脚光を存分に浴びているではないか。ただ、少ない定員枠に何とかもぐり込んで入学させてもらうのは至難の業だ。また、ボストンには分校があるのに、日本国内にはないため、遠隔地からの通学もままならず転居を余儀なくされ、その教育を受けることができる自閉症児はあまりにも少ない。

自閉児のための生活体育―武蔵野東学園幼小一貫指導記録
北原 キヨ,九重 卓,武蔵野東教育研究所
明治図書

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しかし、そんな武蔵野東学園をこれまで何度となく見学させて頂き、文化祭も見させてもらったことがあるが、今の光の村の文化祭とどれだけ違うだろうか。生徒さんの障害度もさまざまだし、比較できるはずもないが、少なくとも小生には、光の村より武蔵野東の方が断然いいとは思えなかった。

だからこそ、大変お忙しい先生方の代わりに、光の村のありのままの姿を少しでも世間に知って頂こうと、小生の独断と偏見で勝手にこのブログを書いている。先生方にとっては有難迷惑だろうが・・・。

ただ、これだけ言えば少しぐらい学校から何か言われそうなもんだと思い、退学届まで用意して書いているのに、依然として何もおっしゃらない。理事長先生を始め、校長先生、学級担任の先生、他の先生方も皆さん、むしろニコニコしていらっしゃるくらいだ。実に懐の深い所だ。以前は忙しいと挨拶を返して下さらなかった先生まで、最近は超多忙な時でも挨拶を返して下さるようにさえなった。

大変手こずる障害児で日夜鍛えられていらっしゃるためなのか、変な親の一言や二言ではびくともされないという事なのだろう、と勝手に解釈している。

私は光の村秩父校の発展こそを目的として書いている。




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