(4軒目でやっと見つけた。それにしても、ダイソーの店員さんにもいろんな人がいるものだ。「そんな本はありません。」ときっぱり言い切った、自信満々の顔が忘れられない。また、そう言い切られてしまっても、彼女を信じる事もできず、仕方がないので自分1人で他のものを探しているかのようなふりをして店内中を探すことの何とバツの悪い事か。ご自分の知らない世界がある可能性というものを認めようとしないのだ・・・。世の中をそんなに簡単に割り切って考えられる若さが羨ましくさえ思えた。単に面倒くさかっただけだという事かも知れないが・・・。)
昨年まではできなかったクロールの息継ぎが既にできるようご指導戴いており、ばた足と手の動かし方にまだ多少改善の余地は残るものの、クロールで25メートルも泳げるようになっていたのには舌を巻いた。いったん泳げるようになれば本人も面白いと見え、積極的に泳いだ。ただ、手の入水の仕方を競泳選手並にさせようとしたら、あれこれ言われるのが嫌になったと見え、泳がなくなってしまったが・・・。こういう所は親がやると上手く行かない・・・。先生方は本当に教え方がお上手だと心から思う。
ただ、8月後半は水泳のせいか、いたずらで目をいじる癖のせいか、左目が結膜炎になり、抗生剤の点眼をしたもののなかなか治らず、だんだんまぶたと眼球全体も腫れてきて、あわてて眼科に行ったら左目の強膜炎という診断だった。
そのため、せっかく上達した水泳もみすみす後半2週間はできないこととなってしまった。
幸い良くなったが、水泳の練習はおろか、マラソン、逆立ち等もしばらくできないこととなり、9月からのトレーニング生活がおもいやられる事となった。
ただ、将人の脚力はもう本物のようで、ずいぶん目も良くなったので、昨日久しぶりに5㎞走らせてみたら、はじめの数周こそ多少きつそうにして時々歩いたりしていたが、5周目頃から調子が乗ってきて、8周目からはスピードも上がって10周走りきった。
30年前鍛えた腕力は小生のこの年になっても思いのほか落ちていないが、脚力は数日休んだだけですぐ落ちると聞く。
将人には、必ずしもそれは当てはまらないようだ。若いということはすばらしい。それよりも、せっかくつけた生活習慣が目のために崩れてしまったことの方が大きかった。やはり、今の将人にとって運動を中心とした生活は重要だというのがよく分かった。
ゆっくりゆっくり笑顔になりたい―知的発達障害のある人にスポーツの場を提供するスペシャルオリンピックスという活動大宰 由紀子,スペシャルオリンピックス日本スキージャーナルこのアイテムの詳細を見る |