私事ですが、健康診断による2日分の便潜血検査で1日目の便中に出血が確認され、大腸内視鏡検査の結果、ポリープが発見されました。排便の際に時折、トイレットペーパーに鮮血が付着していることがありましたが、痔とばかり思っていたので、ポリープが発見されてびっくりしました。
私の浅はかな知識では、腸内からの出血の場合、便として排出される時点では便の色が黒いものだと認識していましたが、今回ポリープが見つかった直腸部(肛門に近い部分)のように鮮血の場合もあるようです。ポリープはすでに24ミリにまで成長しており、担当医の話では、5年以上も前にできたものだろうとのことでした。
通常は、内視鏡検査に引き続いてそのままポリープの切除手術が行えるのですが、あいにく4日後に出張が入っていたため、後日、日をあらためて手術しました。手術の2週間後に組織検査の結果を伺ったところ、ガン化の形跡は無いとのことでホッと胸をなでおろしたところです。
実を言うとちょうど1年前の健康診断でも便中に出血が確認され、内視鏡検査を受けるよう指導を受けていたのですが、「痔だろう」と高をくくって放置していたのです。それと内視鏡検査そのものに不安があったというのも本音です。
しかし、内視鏡検査は、検査前の下剤(2リットル)による腸内洗浄が少々大変ですが、前日までは通常の生活で、手術当日に自宅で下剤を服用して腸内洗浄するという方法でしたので、トイレに行く回数が8回程度と多い割には、比較的楽でした。検査そのものは至って簡単で、15分程度ですみました。
日をあらためて行ったポリープの切除も15分程度で、まったく痛みを感じることなく、切除後のクリップによる処置を画面で見る余裕もありました。手術直後は、出血が止まらなかった場合の危険性を考慮して一晩だけ入院しましたが、問題が無かったため翌朝には退院しました。
術後の1週間の注意事項は、『禁酒、刺激物の摂取の禁止、出張の禁止、お腹に力を入れるような仕事をしない。排便時に力まない。』などで、とりたてて難しいものはありません。半月余りが経過した現在、まったく問題のない生活を送っています。
私の場合、幸いにもガンの形跡はなかったのですが、そのまま放置していればガンになる可能性は十分あったようです。なお、大腸は、盲腸から直腸の部分までをいいますが、ガンができる部分によって直腸ガン、結腸ガン(盲腸と直腸を除いた結腸部分のガン)などとよばれます。
通常、大腸ガンの場合、ある程度進行するまで自覚症状はほとんどなくて、排便時に便が黒いとか、便中に血が混ざっていて気がつくことが多いようです。ただし、私の場合のように、鮮血であっても素人の診断で痔だと決め付けては危険です。直腸部から出血している可能性も十分考えられます。(現在、日本人の3人に1人は痔であるとも言われているようですが...)
大腸ガンの原因には、遺伝的なものと環境的なものがありますが、最近は特に食生活が欧米化して、動物性脂肪やタンパク質の摂取が増えたことによる食の環境変化に起因するものが増えているようです。動物性脂肪などの食事が増える一方で炭水化物や食物繊維の多い野菜などの摂取量が減っているために、大腸内に便が滞留して腐敗しやすくなっています。ちなみに、遺伝的な要因が大腸ガンに占めるのは5%程度のようです。
また、肉食だけでなく、塩分の摂り過ぎや日常的な飲酒も大腸ガン発生の原因となり得るという調査結果もあるようですので注意が必要です。担当医の話では、私が思っていたように、食品添加物などに含まれている合成化学物質の影響も考えられるとのことでした。
このように、食生活に対する注意は非常に重要です。
ただ、大腸ガンは、今まで書いたように他の種類のガンに比べて、早期発見、早期治療のメリットが大きいものです。まず、内視鏡検査でポリープが発見された段階で切除することで予防が可能です。また、仮にガンになっていても粘膜内ガンのように早期のものであれば手術によってほとんどの場合、完治するようです。
大腸ガンが心配な方は、ガンの予防のために、2~3年に1回程度は内視鏡検査をされることをおすすめします。ただし、ごく稀にポリープの段階が無くて大腸ガンになるケースもあるようです。
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私の浅はかな知識では、腸内からの出血の場合、便として排出される時点では便の色が黒いものだと認識していましたが、今回ポリープが見つかった直腸部(肛門に近い部分)のように鮮血の場合もあるようです。ポリープはすでに24ミリにまで成長しており、担当医の話では、5年以上も前にできたものだろうとのことでした。
通常は、内視鏡検査に引き続いてそのままポリープの切除手術が行えるのですが、あいにく4日後に出張が入っていたため、後日、日をあらためて手術しました。手術の2週間後に組織検査の結果を伺ったところ、ガン化の形跡は無いとのことでホッと胸をなでおろしたところです。
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しかし、内視鏡検査は、検査前の下剤(2リットル)による腸内洗浄が少々大変ですが、前日までは通常の生活で、手術当日に自宅で下剤を服用して腸内洗浄するという方法でしたので、トイレに行く回数が8回程度と多い割には、比較的楽でした。検査そのものは至って簡単で、15分程度ですみました。
日をあらためて行ったポリープの切除も15分程度で、まったく痛みを感じることなく、切除後のクリップによる処置を画面で見る余裕もありました。手術直後は、出血が止まらなかった場合の危険性を考慮して一晩だけ入院しましたが、問題が無かったため翌朝には退院しました。
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私の場合、幸いにもガンの形跡はなかったのですが、そのまま放置していればガンになる可能性は十分あったようです。なお、大腸は、盲腸から直腸の部分までをいいますが、ガンができる部分によって直腸ガン、結腸ガン(盲腸と直腸を除いた結腸部分のガン)などとよばれます。
通常、大腸ガンの場合、ある程度進行するまで自覚症状はほとんどなくて、排便時に便が黒いとか、便中に血が混ざっていて気がつくことが多いようです。ただし、私の場合のように、鮮血であっても素人の診断で痔だと決め付けては危険です。直腸部から出血している可能性も十分考えられます。(現在、日本人の3人に1人は痔であるとも言われているようですが...)
大腸ガンの原因には、遺伝的なものと環境的なものがありますが、最近は特に食生活が欧米化して、動物性脂肪やタンパク質の摂取が増えたことによる食の環境変化に起因するものが増えているようです。動物性脂肪などの食事が増える一方で炭水化物や食物繊維の多い野菜などの摂取量が減っているために、大腸内に便が滞留して腐敗しやすくなっています。ちなみに、遺伝的な要因が大腸ガンに占めるのは5%程度のようです。
また、肉食だけでなく、塩分の摂り過ぎや日常的な飲酒も大腸ガン発生の原因となり得るという調査結果もあるようですので注意が必要です。担当医の話では、私が思っていたように、食品添加物などに含まれている合成化学物質の影響も考えられるとのことでした。
このように、食生活に対する注意は非常に重要です。
ただ、大腸ガンは、今まで書いたように他の種類のガンに比べて、早期発見、早期治療のメリットが大きいものです。まず、内視鏡検査でポリープが発見された段階で切除することで予防が可能です。また、仮にガンになっていても粘膜内ガンのように早期のものであれば手術によってほとんどの場合、完治するようです。
大腸ガンが心配な方は、ガンの予防のために、2~3年に1回程度は内視鏡検査をされることをおすすめします。ただし、ごく稀にポリープの段階が無くて大腸ガンになるケースもあるようです。
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