料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

2021年11月18日 | グルメ
【11月19日は何の日】
1827年 俳人小林一茶、亡くなる
1828年 シューベルト、亡くなる

【前の答】里芋
Q1,没落した名家を馬鹿にしていう言葉は?
     →家柄より芋茎

Q2,どんなに小さな集団の長でも、長にかわりはないということは?
     →芋頭でも頭は頭

Q3,煮えたか煮えてないのかの判断もできないという意から、
  世間知らずな者を馬鹿にしていう言葉は?
     →芋の煮えたも御存じない

Q4,ある出来事がきっかけとなり、
  それに関連する人物や物などが次々と明らかになる様子を表す言葉は?
     →芋づる式

Q5,狭い所で大勢の人が混み合っている様子を表す言葉は?
     →芋を洗うよう

Q6,滑ってはさみにくいということから、やりにくい物事のたとえを何という?
     →塗り箸で芋を盛る

【脳トレの答】塩加減


【今日の話】
筑紫に、なにがしの押領使などいふやうなる者のありけるが、
土ボクを万にいみじき薬とて、
朝ごとに二つづゝ焼きて食ひける事、年久しくなりぬ。
或る時、館の内に人もなかりける隙をはかりて、敵襲ひ来りて、囲み攻めけるに、
館の内に兵二人出で来て、命を惜しまず戦ひて、皆追ひ返してンげり。
いと不思議に覚えて、
「日比こゝにものし給ふとも見ぬ人々の、かく戦ひし給ふは、いかなる人ぞ」と問ひければ、
「年来頼みて、朝な朝な召しつる土ボクらに候う」と言ひて、失せにけり。
深く信を致しぬれば、かゝる徳もありけるにこそ。

筑紫に、何とかと言う部隊の大将がいた。
彼は、「ボクを万病の薬である」と信じて疑わず、
毎朝二本ずつ焼いて食べることを長年の習慣にしてきた。
ある時、警備の留守を見計らうように敵が館を襲撃し、彼を包囲してしまった。
すると、どうしたことか、見知らぬ兵士が二人あらわれて、捨て身で戦い、敵を撃退してくれた。
とても不思議に思って
「お見かけしないお顔ですが、このように戦って頂きまして、一体どちらさんですか?」と尋ねると
「あなたがいつも信じて疑わず毎朝、食べていたボクでございます」とだけ答えて去っていった。
どんなことでも深く信じてさえいれば、こんなラッキーなことがあるのかも知れない。

タイトルはボクの『和名抄』に載っている古名です。「おおね」と読みます。

Q1,上は何という本に載っているでしょうか?
    a,今昔物語  b,徒然草  c,方丈記  d,枕草子

Q2,筑紫とはどこのことでしょうか?
    a,九州  b,四国  c,関東  d,東北

Q3,ボクの生産量日本一はどこでしょうか?
    a,福岡  b,千葉  c,青森  d,北海道

Q4,江戸時代に人気だった調理法はどれでしょう?
    a,ふろふき  b,切り干し  c,おろし  d,浅漬け


【今日のひと言】まだ見ぬ自分に会うために、考え方を変えてみよう

【今日の脳トレ】
コメント (2)
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