今季のなでしこリーグ全日程が終了した。
優勝はINAC神戸レオネッサ。
前半苦しんだレッズは、最終的に6位まで順位を上げた。
最下位のスペランツァFC大阪高槻がチャレンジリーグに降格し、9位のFC吉備国際大学Charmeはチャレンジリーグ3位のスフィーダ世田谷FCとの入替戦にまわる。
得点女王はゴーベル・ヤネズ(INAC)で、15得点。
ベレーザは6得点の圧勝で締めくくった。吉備国大はシュート1本に抑えられた。
INACは押され気味の展開ながら5得点をあげて勝利。ジェフは攻めきれずに敗れた。
伊賀が先制し、新潟が逆転、伊賀が追いつくという展開で、ドロー。
21本のシュートを放ったレッズが高畑の3試合連続ゴールなどで勝利。高槻は最後も無得点で敗れた。
Belleは早い時間に取った1点を守り切り勝利。仙台は完封負けで昇格初年度は5位で終えた。
Belleは仙台に勝って、最終節を勝利で終えた。
これで今季は全チームから勝点をあげた(ジェフとは2分けで全チームからの勝利はならず)。
最終成績は10勝4分け4敗、31得点19失点、勝点34で3位。
チーム得点女王は8得点の有町(リーグ5位タイ)。
最終盤まで2位のチャンスがあっただけに、3位というのは残念ではあるが、スタートダッシュの失敗を思えばよくここまで巻き返したとも言えるだろう。
なかなか勝てなかったINAC、ベレーザ、レッズに勝ったのも大きな前進だと思う。特にベレーザには1勝1分けと負けなかった。
今季はテレビ観戦だけで一度も生観戦してないので、あくまでも印象だが、宮間の絡んだ得点が多かったように思う。これは、ようやく宮間のプレーに周りの選手がついてこられるようになったということなんじゃないかと思う。。
セットプレーもそうだ。これまでのBelleはゴール近くでのFKやCKを得ても、宮間の直接以外あまり得点の匂いを感じなかったが、今季はセットプレーからの得点も多かった。これも質の高い宮間のボールに合わせられるだけのものを多くの選手が身につけたということだと思う。
まだ皇后杯が残っているが、来季のリーグ戦に期待は膨らむ。
みんなBelleに残ってね。

試合結果。( )内は勝点。
・吉備国大(12)0-6ベレーザ(38)
得点者 ベ:岩清水、阪口、田中2、木龍、籾木
・ジェフ(21)1-5INAC(48)
得点者 ジ:菅澤 I:田中2、高瀬、川澄2
・伊賀(28)2-2新潟(19)
得点者 伊:松長佳、小林 新:ティファニー マッカーティー、児玉
・高槻(4)0-2レッズ(21)
得点者 レ:後藤、高畑
・仙台(28)0-1Belle(34)
得点者 B:有町
最終順位
優勝:INAC神戸レオネッサ
2位:日テレ・ベレーザ
3位:岡山湯郷Belle
4位:伊賀フットボールクラブくノ一
5位:ベガルタ仙台レディース
6位:浦和レッドダイヤモンズレディース
7位:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
8位:アルビレックス新潟レディース
9位:FC吉備国際大学Charme
10位:スペランツァFC大阪高槻
※入替戦情報
・なでしこリーグ入替戦
FC吉備国際大学Charme対スフィーダ世田谷FC
<第1戦>
11月17日(日) 13:00キックオフ
味の素フィールド西が丘
<第2戦>
11月24日(日) 13:00キックオフ
加古川運動公園陸上競技場
・チャレンジリーグ入替戦
ジュ ブリーレ鹿児島対アンジュヴィオレ広島
11月17日(日) 12:00キックオフ
伊佐市陸上競技場