まったく映像を見ていなかった武藤敬司の引退試合を「ワールドプロレスリング」で初めて見た。
試合前に武藤が「蝶野も、橋本も、三沢光晴も引退試合してないんで、みんなの思いも背負って試合をやりたい」と言っていたそうで。
それを試合で表現するかのように、蝶野の得意技STF、橋本の得意技けさ切りチョップからのジャンピングDDT、さらに三沢のオリジナル技エメラルドフロージョンまで出した武藤。
サングラス姿ではっきりとはわからなかったけど、会場にいた蝶野は武藤のSTFを見て涙しているように見えた。
僕も3つの技を見て、特に最後に出したエメラルドフロージョンを見て、ウルっときた。
全日派、ノア派だったんでね。
そして、ドラゴンスクリューから足四の地固めという自身の流れも。
さらに、ボディスラムからのムーンサルトプレスの流れに。
でも、ムーンサルトプレスが今の武藤にとって禁技なことは会場の全員が知ってたはず。
僕もテレビの前で「ダメだろ」って言ってた。
トップコーナーに片足までかけたけど、自重したね。
その代わりにというか、内藤の方がムーンサルトプレスをフィニッシュ技で使うかと思ったけど、デスティーノからそのままフォールだった。
今の内藤哲也を感じてもらうために、そのフィニッシュだったのかな。
フルで見たいけど、ノアの試合なので「ワールドプロレスリングリターンズ」でもやらないだろうなぁ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます