レッズ、価値あるドロー

ＡＣＬ決勝の第１戦をテレビで生観戦。
大切なゲームなのに、実況くっそ下手だったなぁ。

早い時間にラファのドリブルから先制点をあげる、すばらしい入りを見せたレッズ。
中盤、アルヒラルの２度の決定的なシュートも、西川がファインセーブと、流れはレッズのものかと思ったけど…
ゲームを支配していたのは終始アルヒラル。
レッズはボールを奪ってもつなげないし、セカンドボールもほとんどアルヒラルに拾われる苦しい展開。
なんとかこのままでと思っていたけど、前半に内に追いつかれてしまった。
そのまま１－１でハーフタイム。
アルヒラルは右サイドから何度もチャンスを作り出していたので、左ＳＢの宇賀神を代えてＣＢ槙野を左に出すかなと思ったけど、選手交代はなし。
後半開始早々、２度やられたと思ったけど、なんで入らなかったんだって感じで、失点は免れた。
２０分くらいには切れ切れだったラファが負傷交代。
その後、アルヒラルも疲れてきたか、危ない場面は減ってきたけど、レッズも得点につながるような場面はほとんど作れないまま終盤に。
そして、ロスタイム４分を含め、なんとか最後まで失点することなく凌ぎ切り、１－１でタイムアップ。
アウェイゴールを奪っての引き分けは最高の結果と言っていいと思う。
勝っちゃうと、第２戦は引き分けでもいいという思い(隙)がどこかに生まれちゃう危険性があるからね。

内容的には決してほめられたものではなかった。
攻撃ではパスがつながらず、決定的な場面を作ることはほとんどなかった。
１点しか失わなかったものの、守備が良かったわけでもない。西川のビッグセーブとアルヒラルのほんのわずかなズレに救われただけ。
でも、公式戦は結果がすべて。
最高の結果を持ってホームの第２戦に臨める。
第２戦には第１戦で出場停止だったマウリシオも戻ってくる。
何があろうと、失点さえしなければアジアの頂点だ。
アジア王者、クラブワールドカップ出場権が目の前まで迫ってきた。
なんとしてでも！