「十角館の殺人」実写版の配信が開始され、特集番組が地上波で放送された。
実写化の裏側と原作者・綾辻行人&出演者・長濱ねるの対談が主な内容。
ドラマの実際の映像、メイキング、内片照監督の話、ふたりの対談と盛りだくさんに楽しめた。
ただ、30分番組では時間が足りなかったかなという気もする。
どれもが、やや中途半端になってしまったような。
それでも十分に楽しめたけどね。
実写化へ裏話、綾辻と監督のやり取りの話は一番おもしろかった(興味深かった)かな。
監督の並々ならぬ熱が、実写化不可能と言われた作品の実写化を実現させたんだねぇ。
十角館のセット、綾辻も納得の出来だったようだし、実際に見てみたかったな。
番組冒頭に「テレビにはめったに出演しない」と紹介されてたけど、綾辻の声と話し方って完全に僕の脳にインプットされてる。
なんでだろう。
実写版、ちょっと見てみたい気はするけど、Huluを契約してまで見たいとは思わない(これ書くの3度目か?)。
配信ドラマが後にテレビで放送されるってパターンもあるけど、これは地上波でもBSでも放送されないんだろうなぁ。
原作本。
貧乏人は文庫化されるまで読まないので、読んだのはデビュー(発表)から数年経ってから。
数年経ってはいるけど、文庫版としては初版本。
当時540円、今はいくらになってるんだろう。
文字でしか成立しない、いわゆる“衝撃の一行”の「やられた感」だけど、映像でどう表現してるのか。
綾辻自身が「拍手したい気持ちになりました」と言っているのだから、うまくできてるんだろうなぁ。