四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

「ファンタスティック・フォー」

2005年08月19日 | Weblog
健の興味はめまぐるしい速さで移り変わっていきます。ただ今のブームは 「ファンタスティック・フォー (Fantastic Four)」。子供向け週刊誌に載っているファンタスティック・フォーの漫画にうっとり見入ったり、登場人物になり切ってテーブルの上で空を飛んでる振りをしたり、バーガーキング(イギリス版マクドナルド)で売り出しているファンタスティック・フォーのキャラクター人形を集めたり(笑)。世のメディアがファンタスティック・フォーの宣伝をしなくなるまで、この健ブームは続くんでしょうね

ところでバーガーキングのファンタスティック・フォー・グッズ、5体の人形とファンタスティック・フォーのバッジで計6品なんですが、これを週単位で2品ずつ販売するんです。全部集めようとすると最低でも3回はバーガーキングに足を運ばないといけません。よく考えてますねー。

ken and figures
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カップル考

2005年08月18日 | Weblog
「エースをねらえ!」だったかに出ていた「地獄」と「天国」の描写。
天国と地獄のどちらにも、ご馳走が盛られた円テーブルの周りに1メートル以上もある長い箸を持った人間達がいるそうです。ただ、地獄にいる人たちがその長い箸でテーブルの上の食べ物をはさんで必死に自分の口に入れようとあがいて飢えていくのに対し、天国ではそれぞれの人がその長い箸でテーブルの向こう側にいる人に 「はい、どうぞ」 と食べさせ合っているのです。

最近、夫婦や家庭というものについていろいろと考えることが多い私。ぼんやりとこの話を夫婦に当てはめて考えてました。
テーブルの周りで相対するのが夫婦とすると、テーブルの上の 「ご馳走」 は相手に対する 「思いやり」 や 「愛情」 なのかも。もっと具体的に、子供のいる家族では 「自分の時間」 なのかもしれません。
カップルのどちらかが自分一人のプライベートな時間を過ごしたがる時、もう一人は子供を見ていないといけません。プライベートな時間が両者の間で公平に取られていればいいのですが、どちらかが一方的に自分の趣味ややりたい事ばかりに走ってしまうと、もう片方にはだんだん不満がたまり最後には 「自分の時間」 の取り合いになってしまいます。

「はい、どうぞ」、「ありがとう。じゃあ、お礼にあなたもはい、どうぞ」・・っていうのがカップルの間の 「天国」 なんでしょうね。

世の中、「天国のカップル」 と 「地獄のカップル」 とどちらが多いんでしょう。

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クレジットカード問題、その後

2005年08月16日 | Weblog
結局、私の思い違いと分かったクレジットカード問題でしたが、最初に銀行へ電話した時点でカードを破棄してしまったので、新しいクレジットカードを再発行してくれるよう依頼していました。「5~7営業日で自宅に届きます」と言われていたのに、待てど暮らせど届きません。2週間くらい待った時点で再度銀行に電話すると、もうカードは発送されていて、もうとっくにうちへ着いてるはずなんだそうです。

“またかぁ”って、オクスフォードに着いたばかりの頃のことを思い出しました。銀行口座を開設してキャッシュカードをうちまで郵送してもらう時もやっぱり届かなかったんです。そのカードはキャンセルしてもらい、最終的に私が自分で銀行までキャッシュカードを受け取りに行きました。

今回も新しいクレジットカードをキャンセルして、もう一度カードを作り直してもらうことになりました。今度もまた私が銀行まで自分で受け取りに行きます。

イギリスの郵便制度は優れていると言われているそうですが、こういう事が続くと信頼し切れないですねぇ。。
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龍の鼻風邪

2005年08月15日 | Weblog
龍の熱は下がったものの症状がひどい鼻風邪の様になってきて、まるで鼻汁の泉のよう。黄色いドロッとした分泌物が(汚い話で失礼!)、とめどなく後から後から出てきます。
それだけ龍の体がウィルスや雑菌と戦って、その死体を膿として体外に出しているんだ。ガンバレ、白血球!・・と最初は思っていたけど、こう連日連夜、ズルズル、ブスブス・・が続くと、蓄膿症になってしまわないか心配になってきました。明日はドクター行きだな・・。
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ベランダ改造計画

2005年08月14日 | Weblog
私達のフラットには公共の庭とは別に、各戸小さなベランダ・スペースが付いています。
公共の庭をいじるにはフラット全住人の許可を得ないといけないのですが、このベランダ・スペースは各住人が好きに使ってかまいません。

で、ここに住み始めてから、ずっと殺風景なままだったこのスペースを、遅まきながらもう少しアットホームな感じにすることにしました

第一段階: 前の住人が置いていった小さな木がプラスチックのプランターに入っていたので、それを大きめの陶器の鉢に移し替え。ベランダのスロープの両脇に置いて、お客様を迎えるWelcome Treeにしました。

第二段階: ラティスを買って来て、Welcome Tree の後ろに設置。改造計画完了後には、ベランダにおいているゴミ箱やリサイクルボックスがこれで隠せる予定。

計画は第三段階まであり、あとこのラティスに花のバスケットをぶら下げ、ツル性の植物を這わせる予定。

イギリスの夏は短い。予報ではあと少し暖かい日が続いたら、もう秋に突入するとか。夏が終わる前にベランダ改造を完了したいです


左の写真は第一段階の後。
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イギリスの夏

2005年08月13日 | Weblog
超(!)気まぐれなイギリスの天気ですが、ここ1週間はほとんど毎日青空の見られる日が続いてます。でも日がさんさんと照りつつも気温は25℃前後。湿度の低さも手伝って、日光の下にいるとジリジリ暑いけど日陰に入るととたんに涼しい。これが典型的なイギリスの夏なのかもしれませんね。クリスティンなどは30℃前後になると 「暑過ぎ」 って言ってますから。

で、お天気がいい日は外の洗濯干し場に洗濯物を干します。これが気持ちいいんですねー。青空の下、パンパン!って洗濯物を広げて干していると、洗濯物と一緒に私の心も青空とそよ風に溶け込んでいくよう。「スカッとさわやかー」です
タンブルドライヤーで乾かした服よりも青空の下で乾いた服を着る方がなんだか自然の “気” が体に入ってくるような気がします

やっぱり青空が続くと体中に活力がみなぎってきます。ま、わたし的にはもう少し気温が高くてもいいんですけどね(笑)。

そうそう、少し前から洗濯干しの助手ができました。

ken hunging washing
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ラズベリー摘み

2005年08月11日 | Weblog
今日はお馴染み 「ひよこの会」 でラズベリー摘みに行ってきました。本当はイチゴ狩りの予定だったのですが、イチゴの季節にはちょっと遅いのか熟れているのはあまり残ってなかったのです。(日本でイチゴというと5月の終わり頃ですが、イギリスでは6月から7月がイチゴの季節なんですねー。今日でもまだイチゴの花が咲いてたそうです。)

ラズベリーってスーパーで時々買ってたんですが、けっこう酸味が強くて余り好きではなかったんです。でも木で熟れたものを食べると驚きー!ものスゴク甘いんです!!今まで食べてたのはなんだったんだーー?!って感じです。(やはり熟れたては長持ちしないので、青い物を摘んで特殊なガスで赤く熟れさせるそうです(-_-)。)
しかもイチゴと同じ 「ベリー」 類なので、地べたにチョロチョロ生えてるのかと思ったら、見上げんばかりの植物が生い茂ってます。ラズベリーってこんなふうに生るんだぁと学びました(笑)。

しかしこれ、ハマります!ひょいと茂みをのぞき込むと熟れたラズベリーがいっぱい生ってるんです。もう羊の群れに放たれたライオンの如く(?) ウオォーッて興奮 ! 茂みの小さなトゲもなんのその、子供そっちのけで摘みまくってました(笑)。

摘んだラズベリーは持って帰る分だけお金を払うので、農場内で食べる分はただ。みんな摘みながら口に放り込むのはもちろん、摘んできた物を休憩所で食べて、また摘みに行くこともできます。
休憩所には子供用にバウンシー・キャッスルや大きな滑り台、砂場が設置してあるので、子供が果物や野菜摘みに飽きたらそこでエネルギーを発散できます。

今日も摘み立てのラズベリーを肴に、子供たちが遊んでるのを見ながらお母さんたちは情報交換。(翻訳家、語学留学を手配している人、各国を旅行してきた人、元ソムリエ、いろんな人がいるから本当にいろんな情報が飛び交ってます。) みんながそれぞれに満足した頃、予定時間を一時間もオーバーして解散しました♪。

この間から動物と触れ合ったり、初のラズベリー摘みを体験したり、子供と一緒に私も自然を満喫しています。

rasberry picking
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「私の自然生活」 by C.W.ニコル

2005年08月10日 | Weblog
今、C.W.ニコルさんの 「私の自然生活」 という本を読んでいます。

長野の黒姫山麓に住まわれているので当然、日本の話も出てきます。言いたい事が遠慮なくズバズバ書いてあるので、日本人としてちょっと胸が痛いこともあるのですが、痛いながらも読んでて胸がスカッとしてきます。

自然に対する深い愛と敬意が根底にある点に大きく共感すると共に、一般に “権威” とみなされているものでも、間違っているものは間違っているとスッパリ言い切る姿勢が心地よいのです。

「和」 を重んじるあまり四角い所でもまるーくぬぐってしまう小心者の私にはなんだかうらやましかったりして(笑)。
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アクション・ファーム

2005年08月09日 | Weblog
龍・健連れて、視覚障害児のグループと一緒に 「アクション・ファーム」 に行ってきました。農場を子供向けの遊び場に変えたという点では、先日行ったミレット・ファームと同じなのですが、ここではスタッフが動物に触らせてくれたり、訪れた人が子羊にミルクをあげたりと、もっと動物に関わることができます。

龍はここで初のポニー・ライドに挑戦。スタッフと私がポニーの両側から龍を支え、もう一人のスタッフがポニーの手綱を引いてゆっくり囲いを一周。寝ていたところを起こして乗せたのと、私が馬の動きに合わせて龍をうまく支えられなかったのとで、龍は馬上でウーウー文句を言ってました。(怖がりの健は自分の番が来る前に他の遊び場へ逃げてしまいました(笑)。)

この日はピーターおじいちゃんが一緒に来てくれました。やっぱり大人が二人いるといいですね。トラクターに乗ったり、水遊びをしたりという行動派の健にピーターが付いていてくれ、赤ちゃんウサギやギニーピッグを撫でたりという穏健派の龍に私が付いて回り、それぞれが自分のスタイルでアクション・ファームを満喫することができました。
私一人だと龍は車椅子で健に付いて回るだけになりがちです。ここに来たことが龍・健、両方にとって意義あるものになったということで、私も充実感に満たされました♪。

Action Farm
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龍・健、つれづれ

2005年08月08日 | Weblog
龍:また一晩で熱から復活! 大人の私が熱を出した病気だから、龍は回復までにかなり時間がかかるだろうと覚悟していたけど、だいぶ体力が付いてきたんですね。それとも扁桃腺がないし、耳もまだ中耳の膿を出すチューブが残っているようなので中耳炎になりようがないし、・・熱の上がりようがないのかも?! ただ鼻が詰まって呼吸状態が今ひとつよろしくありません。夜の眠りが浅いせいでしょう。昼間もよくうつらうつらしてます。

健:男女の区別がつくようになりました。“Pink is for girls (ピンクは女の子の色)”とか、バービーのような人形を見て、“That's for girls (あれは女の子のだ)”とか言ってます。
同じ男性でも、“Ken is a boy (健は男の子).”、“Daddy is a big man (お父さんは大きい男の人)”、と年齢で区別できるようにも。
ちなみに “Mummy is a girl (お母さんは女の子)” だそうです(笑)。嬉し♪(?!)。

それから最近、文字に興味を持つようになってきました。アルファベットでもひらがなでも「これなんて書いてある?」とよく聞きます。自分の興味ある物なら、一回聞いただけでその読み方を覚えてしまうんですねー。次に同じ物を見た時に 「あ、○○だ!」 と言うから、まるでその文字が読めるかのようにこっちが錯覚してしまいます。子供のこうした集中力ってすごいですね。つい 「うちの子は天才?!」 なんて思ってしまいます
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