ロンドン（セント・ポールとテート・モダン）

先週の日曜日の話ですが。

子供たちの夏休みということで何か家族のイベントを入れたく、ロンドン行きを計画しました♪。
健が小さい頃に何度かロンドンへ連れて行ったことはあるけれど、ロンドン・アイに乗ったことをうろ覚えしているくらいで、後はほとんど覚えていないようなのです。イギリス在住というからには、やっぱりロンドンのメジャーなスポットは見せておきたいなと思いまして。

で、まずはセント・ポールとウェストミンスター寺院を訪れることに。（上の写真はセント・ポール）
調べるとセント・ポールのドームは歩いて上がれるんだそう。高い所には登らずにいられない私。健を連れて行ってきました（笑）。

550段の階段。ゼーゼー、ハーハー言いながら登りましたよー。若いおケンはスタスタスタッと難なく登り、途中で何度もオカンを待っててくれました。お世話かけます。


一番上からの景色はやっぱり550段の価値アリでした。↓これはセント・ポールの塔。


これはどこだろう。なんとなくイタリアの広場を思わせる眺めだなと思ったのですが。


テムズ川にかかるミレニアム・ブリッジ。


あ、ガーキンが見える！（奥のロケットの先っちょみたいな建物） こういうモダンな建物はオックスフォードではお目にかかれない。


この日は日曜日だったので、セント・ポール内のミサにも参加しました。中は撮影禁止なので写真がないのですが、天井の高い荘厳な教会内に聖歌が響き渡る様子にはやはり胸を揺さぶられるものがありました。
また今は亡きダイアナ妃がここでチャールズ皇太子と結婚式を挙げたんだと思うと、時を超えて自分がその特別な場所に立っているという不思議な感覚を覚えました。

セント・ポールを出て、先のミレニアム・ブリッジを渡り、


川向いの国立近代美術館、テート・モダンに行きました。


中の展示作品を見たいマークと違って、私がここに来た目的は龍さんのトイレ。ロンドンでこんな印（青い矢印の部分）を見たら、特別なトイレがあるんですよ。


これ、Changing Places と呼ばれているようです。ホイスト（日本では「リフト」と言うんでしたか）が付いていて、龍さんのような人たちが横になってパッド（おむつ）を替えられるベッド付きのトイレなんです！


中はこんな感じ。


まだまだ数は少ないようですが、こんな設備がイギリスにも普及しつつあるのは嬉しい限りです。いつも龍さんと長時間、外出して頭を悩ませることの一つがトイレですから。
トイレのついでにしばらくベッドの上で龍さんを横にして、座りっぱなしの足腰にも休憩を。ありがとう、テート・モダン、助かりました！

私の目的を果たしたら、後はマークに付き合って館内を回りました。建物自体がアートですねー。


↓展示品の一つ。鏡を使ってトリック写真。ケンの上半身に私の足が付いてます（笑）。


入り口（出口）に長いスロープが付いている所があったので、そこは健ケンが大活躍。態度はでかいがハートのあるティーンエイジャーに育ってます (^^)。


テート・モダンの後は、これまたマークのリクエストでシェイクスピアのグローブ座。


お昼には日本のラーメン屋さんを見つけ、ラーメンやコロッケ、チキンカツを食べました。コロッケもカツも久しぶり。またグローブ座の近くでアイスクリーム休憩♪。おいしかったー！

計画ではこの後、ダブルデッカーに乗りウェストミンスター寺院まで行くつもりだったんですが、もう夕方の5時となりました。今日はここまで。

自分たちの車を止めた所へ戻る道でまたセント・ポールを見ました。あのドームの上（青い矢印の所）まで登ったんですよ。こうして下から見ると改めて、高い所まで登ったんだなあと思えてきます。（おかげで翌日はふくらはぎが筋肉痛。）




ロンドンお上りさんツアー。けっこうおもしろかったです。また計画しよう♪。

（ちなみに、家に帰ってから健に「何が一番よかった？」って聞くと、「ラーメン屋さんとアイスクリームがよかったねー」って。ティーンエイジャーも胃袋で生きてます。）