四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

ノーと言うこと

2021年04月26日 | Weblog
日経新聞の電子版を読んでいたら、ノーと言うことの大切さに触れた記事がありました。

ノーと言うことは、相手を否定することでもわがままなことでもない。“「相手に誠実にありたいという素直な心の表れ」「できることとできないことを明確にする意思表示」「依存や強制から自分の身を守る安全策」「円満で豊かな人間関係を構築するかけがえのない言葉」「正しいことは正しいと言える勇気ある言葉」。それが「ノー」です。
こうしたメリットに気づかずストレスをため込んでいると、相手のことを嫌いになってしまいかねません。自分の都合で「ノー」と言うのではなく、相手を思いやるからこそ断ることができる。そこに焦点をあてましょう。”(日経電子版より

これを読んで目からウロコというか、“ ああ、これだったか・・” という気がしました。例の関係がこじれてしまったナースさん、最初はすごく気が合っていい関係にあったんです。龍さんのお世話をしてて笑いが絶えなかったし、一緒に仕事するのが楽しかった。でも一緒に仕事をする時間が長くなるにつれ、少しずつ少しずつ何かが変わってきて「ん?」と思うことが出てき始めました。長い間、“ま、いっか。固いことを言ってこれまでのいい関係を壊すのもな ” と自分の中の違和感にふたをしてしまった結果、それが積み重なって私がストレスで爆発寸前になりました。「プロフェッショナル」と「友達」の境界線を引き直そうと、こちらが心に壁を築いたことで向こうも心の壁を築き、今のひやっと冷めた関係になってしまいました。

「ん?」と感じた時にそれをうやむやにするということは、自分に対しても相手に対しても不正直であることなんですね。これからは「ん?」と感じた時に、そこで立ち止まって自分の本心に耳を傾け、正直な気持ちを相手に伝えるようにしていこうと思います。
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