仕事の面接

オックスフォードに来て4年。ずっと賃貸生活をしているのですが、マーク父さん、今年こそマイホーム計画を実行したいようです。でもイギリスの不動産は高い！今年に入って少し値段が下がり始めたとはいうものの、私たちの家の近くではまだ 2LK ほどのフラットが軽く4千万円を超えます。住宅ローンの利子もかなり高いし、ほとんどの住宅ローンが2人の収入（両親共働き)を前提として設定されているとか。

・・で、最近、マーク父さんからの「さなえも仕事見つけて働けば～？」光線がピピッ、ピピッと送られてくるようになりました(笑)。

確かに前ほど龍の学校から「体調悪いからすぐ迎えに来て」という電話を受けなくなってきてます。そろそろ社会復帰を目指すかと、私も仕事探しを開始しました。

事務のパートタイムで週20～25時間という仕事があったので、先週、通訳の仕事の合間をぬってさっそく行ってきました！人生初のイギリス企業で英語による面接！いやいや～、緊張しました～。

向こうの会社説明が終わると、さっそく「ではあなた自身やあなたの職歴について教えて下さい。」　えっ、この間送った履歴書を読んでない？ そういえば面接官が2人いるけど、どちらも私の履歴書らしきものを持っていない。なんだあ、そうと分かっていれば自分の履歴書を手元に持ってくるんだった。すぐに自分の学歴、職歴を語れといわれても上手く年代順に思い出せない。

その後も質問は続きます。「例えば5人のスタッフがパニック状態で一度に押し寄せてきて、今すぐそれぞれの仕事をしてくれと言ったら、あなたはどう対応しますか？」、「3年後、あなたは自分がどこでどんなことをしていると思いますか？自分の3年後の姿について語って下さい。」、等々。

事務のパートということで、何の下準備もせずに気軽に面接に行ってしまった私。タジタジ・・。

面接は笑顔で和やかに進んでいったけれど、今週受け取った結果は「別の方を採用しました。」 まあ、そうでしょう。私もいろいろ学びました 。

一つ救われた点は、企業側が今すぐ働ける人を探していたこと。私の方には、もし面接に受かったら間もなく始まる長い夏休み中に子供たち、特に龍をどうするかという頭の痛い問題がありました。採用されたいような、されると困るような・・。結果を待っている間、念の為に龍を預かってくれる人や場所を探していたのですが、それがちょっと難航していました。なので、今回はこれでよかったのだと思います。

でも今回の反省は次のきたるべき面接にしっかりつなげていかないと、ですね。