桃の節句が過ぎ、春が来た。
通勤途中のショップではミモザが開花した。
このショップのオーナーはピンクが大好きみたいで
ポルシェ911もマツダCX3もピンク。
ポルシェのピンクは品格があってすごくきれいだ。
ミモザはピンクと相性がいい。
補色に近いせいだろうか。
コントラストの美しさに思わず立ち止まってしまった。
開店前の花屋には桃や桜、そしてコブシが置かれている。
花は季節の水先案内人である。
朝は肌寒いがもはや冬の寒さではない。
ほんの少し春の予感を感じながら見つけたコブシのつぼみ。
記憶の中の春を吸い込む。
寒い冬に蓄えたエネルギーが天に向かって放出される春。
おれも何か新しいことを始めてみようかな。
嗚呼、ボタニカル!