神戸の旧居留地あたりを歩いていたら巨大なチランジアを発見。
ショップのガラス越しに5、60センチ級のがごろごろとある。
大きな野菜の束が並ぶ市場のようででもあり、ハマチやブリといった大魚売場のようでもある。
ともかく立派だ。
ここまで育てるには大変だったろう。
明石の自宅に帰る。
外では冬をこえられないやつらが窓際を占拠している。
下の水槽からはクロデメキンが見える。
やつもすこしづつ大きくなっていて、昔の写真を見るとすごく小さくてびっくりする。
ビカクシダ。
植物園にある巨大なものと比べると赤ちゃん級ではあるが板に自力で着生しているらしい。
1年がかりでここまで育てたという。
小さくて弱々しいやつらがだんだんたくましくなっていくのは見ていて楽しい。
育てる楽しみだ。
子が育ち親株となり、また分身を増やしていく。
そのお手伝いをしているようだが、逆にこちらもだんだんうれしいことが貯まっていく。
ちっちゃな喜びの貯金だ。
満期はないが、金利はその都度いただいているようだ。
嗚呼、ボタニカル。