小山卓治のライヴ
最近あちこちでやるようになって
ちょっと離れた新しい町へ出かけていく。
ライヴが終わって
最終電車に揺られて帰ってくることが
多くなったような気がする。
まったく見知らぬ他人と
ひとときの時間を共有する。
それぞれが1日を終えて
さまざまな思いを巡らせながら
無表情の顔の奥に
いろんな感情詰め込んで
疲れた体をひきずって
帰るためにそこにいる。
そんなことを考えながら
窓に映った自分を見る。
なろうと思ってもなれない自分にうんざりしながら
きっとなれるはずだとやっぱり心に誓う。
明日こそは
明日こそはと。
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
そんな朝を迎えることを
誰もが願っている。
最終電車
詞:小山卓治 曲:小山卓治
最終電車の閉まるドアを抜けて
男は疲れた体を吊革にぶら下げる
ひそひそ話してる恋人達をにらんで
男は腰のカセットのボリュームを上げる
学校を飛びだしてからはろくなことはない
教室じゃ俺はいつだって人気者だった
うまくいかないことがこんなにあるなんて
若いっていうのは結局 未熟者のことだ
男はポケットの中でこぶしを握った
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
ドアに寄りそって女は腕を組み
さっき改札で別れた彼のことを思ってる
最終電車までつき合わせたくせに
危険なセリフのひとつでもはけないものかしら
女っていうのはいつでも待たされてばかり
冒険と勇気はバッグにしまいこんだまま
私の自由な時間も今度の春までで
終わってしまうのに何も見つけてない
女は窓に写った自分を見つめてる
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
丸めた新聞 小脇に挟み
飲み過ぎた男は頭痛に悩まされてる
隣でうたた寝している女の
ミニスカートの裾が気になってしかたない
週に3日は終電に乗るようになった
守るっていうのは最後の男の戦いだ
つっ走るのがさまになった時代は終わったが
ガキになめられるほど落ち着いちゃいないさ
男は酒臭いため息をついた
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
足を引きずって改札へ急ぐ
世間の丸い背中を車掌は見届ける
靴音が響くホームのはしっこで
励ますように高く今夜も笛を吹く
出発進行って毎日くり返してきた
俺達いったいどこへ出発したんだろう
夢っていうのは少しずつすり切れていくけど
明日はせめて今日よりもましな1日を
電車は闇の中 無言でつき進む
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
最近あちこちでやるようになって
ちょっと離れた新しい町へ出かけていく。
ライヴが終わって
最終電車に揺られて帰ってくることが
多くなったような気がする。
まったく見知らぬ他人と
ひとときの時間を共有する。
それぞれが1日を終えて
さまざまな思いを巡らせながら
無表情の顔の奥に
いろんな感情詰め込んで
疲れた体をひきずって
帰るためにそこにいる。
そんなことを考えながら
窓に映った自分を見る。
なろうと思ってもなれない自分にうんざりしながら
きっとなれるはずだとやっぱり心に誓う。
明日こそは
明日こそはと。
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
そんな朝を迎えることを
誰もが願っている。
最終電車
詞:小山卓治 曲:小山卓治
最終電車の閉まるドアを抜けて
男は疲れた体を吊革にぶら下げる
ひそひそ話してる恋人達をにらんで
男は腰のカセットのボリュームを上げる
学校を飛びだしてからはろくなことはない
教室じゃ俺はいつだって人気者だった
うまくいかないことがこんなにあるなんて
若いっていうのは結局 未熟者のことだ
男はポケットの中でこぶしを握った
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
ドアに寄りそって女は腕を組み
さっき改札で別れた彼のことを思ってる
最終電車までつき合わせたくせに
危険なセリフのひとつでもはけないものかしら
女っていうのはいつでも待たされてばかり
冒険と勇気はバッグにしまいこんだまま
私の自由な時間も今度の春までで
終わってしまうのに何も見つけてない
女は窓に写った自分を見つめてる
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
丸めた新聞 小脇に挟み
飲み過ぎた男は頭痛に悩まされてる
隣でうたた寝している女の
ミニスカートの裾が気になってしかたない
週に3日は終電に乗るようになった
守るっていうのは最後の男の戦いだ
つっ走るのがさまになった時代は終わったが
ガキになめられるほど落ち着いちゃいないさ
男は酒臭いため息をついた
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
足を引きずって改札へ急ぐ
世間の丸い背中を車掌は見届ける
靴音が響くホームのはしっこで
励ますように高く今夜も笛を吹く
出発進行って毎日くり返してきた
俺達いったいどこへ出発したんだろう
夢っていうのは少しずつすり切れていくけど
明日はせめて今日よりもましな1日を
電車は闇の中 無言でつき進む
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい