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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

はるかな故郷

2010年12月04日 | 小山卓治
今までずっと
お正月は故郷に帰るのが当たり前で
今年もそのつもりでいたのだけれど
今年はなんだか帰る場所がないようで

当たり前だったことが
少しずつ
変わっていくことが
とてもさみしい


   はるかにいます故郷よ
   私を迎え 優しく包み
   しかってくれますか
   はるかにいます故郷よ
   私はここにいます


一度故郷をあとにした私だから
故郷が変わっていくことは
受け入れなければいけない

そして故郷に変わらずにあるものを
大事に
大事にしようと思う。


告げそびれた言葉や

渡し忘れた手紙や

握りそこなった手に

後悔することがないように。


   




   はるかな故郷

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   長い長い旅の空の下
   風に吹かれています
   ふり返ると浮かぶさざんかや
   夕焼けに映えるあの山裾
   忘れ去ろうと決めた胸の内に
   深く残り続けます
   はるかにいます故郷よ
   変わってはいませんか

   幼い日喧嘩別れをした
   あいつはどこにいるの
   初めての恋と信じていた
   あの人は今も素敵ですか
   父よ母よ 告げそびれた言葉が
   今も胸を痛めます
   はるかにいます故郷よ
   許してくれますか

   季節忘れて咲く花を見て
   遠く想いをはせます
   温かな野辺の草の香り
   笑い声高く空にのぼる
   夢見ることは悪いことでしょうか
   愚かな旅路の果てで
   はるかにいます故郷よ
   私を迎え 優しく包み
   しかってくれますか
   はるかにいます故郷よ
   私はここにいます