goo blog サービス終了のお知らせ 

Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

100万回生きたねこ

2010年11月07日 | 小山卓治

「100万回生きたねこ」は
子どもたちに読んであげた本の中で
一番好きな本だった。

読んであげるたびに
泣いてしまったものだった。

あのねこのストーリーは
小山卓治の歌の世界とどこか似ていると
そんなことを思いながら
父の眠る顔を眺めていた今日。

自然に眠るようにこのまま逝ってしまいそうに見えながら
その呼吸は強く確かなものだった。

100万回生きたねこの
最後のたったひとつの一生のように
そんな風に人も生きられたら
そして終えられたらいいのになと

そんなことを考えながら
車を飛ばして家路に着いた。

佐野洋子さんの絵本もエッセイも大好きでした。
ご冥福をお祈りします。