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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

Night After Night

2010年03月26日 | 小山卓治
3月22日、札幌以来久しぶりのライヴへ。

開演前、Crosby, Stills, Nash & Youngの〈Our House〉が流れていて
ちょっと感傷的な切ない気分になった。

さて札幌以来久々の小山卓治の登場。

髪を切って、とても爽やかないい顔
しばらくライヴもなかったし、たっぷり充電していたのかなと思う。

今回はどの曲もサプライズ!!
という感じでアレンジが楽しい。

でもイントロを聴いてもどの曲かわからない・・・。

恥ずかしながら・・・
〈夜を行く〉は卓治歴5年目にしてライヴでは一度しか聴いたことがなく
「何だったっけ??・・・」と考えてしまった。

好きな〈路傍のロック〉や〈前夜〉が聴けて嬉しかった夜だった。


〈Night After Night〉は

   部屋に帰り着き男が最初にやることは
   女の胸に飛びこんで泣くことだった

でいつも思うこと・・・。
こんな男だったら「女冥利に尽きるなあ」って。
大人の男は女の前では泣かないというのが暗黙の了解で
私は26年連れ添った連れ合いの泣いている姿を見たこともない。
それもさみしいものだ。


   2人は鍵を捨てドアを蹴とばし歩きだす
   やせっぽちの腕をからませたった2人のスクラム
   男の帽子が風に飛ばされ車につぶされた
   2人は通りの真ん中でいつまでも笑ってる

この部分がとてもいい。
まるでNYNYの男と女のその後のようで
決して明るくはない未来に向かって
それでも二人で飛び込んでいくような
どこか小気味のよい
どこかいさぎよい・・・

こんな風に生きられる
男と女になってみたいとひそかに思う




   Night After Night
   
   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   下っぱの王様にのし上がった男は
   導火線に最後のマッチで火を点けた
   広場が見渡せる窓際に立つ女は
   男の足音を待ちながら口笛を吹いてる
   部屋に帰り着き男が最初にやることは
   女の胸に飛びこんで泣くことだった

   Night After Night 今度は俺がうまくやる番だ
   Night After Night 聖者が街へやって来るはずよ
   Night After Night ふたつのささやきが夜の空に交差する
   Night After Night

   俺達が本当はワイルドなんだってこと
   あいつらに思い知らせる今夜チャンスかもしれない
   2人は鍵を捨てドアを蹴とばし歩きだす
   やせっぽちの腕をからませたった2人のスクラム
   男の帽子が風に飛ばされ車につぶされた
   2人は通りの真ん中でいつまでも笑ってる

   Night After Night 今度は俺がうまくやる番だ
   Night After Night 聖者が街へやって来るはずよ
   Night After Night ふたつのささやきが夜の空に交差する
   Night After Night

   いつもの同じ街並みに2人の姿は見えない
   ウィンドウの中でマネキン達が陽気なパントマイム
   Night After Night