健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ハチを伝染病から守るワクチン

2018-12-21 08:30:37 | 研究
ハチを病気から守るワクチンの開発に成功したそうです(AFPBB NEWS)。世界初の成果とみられ、ハチの個体数急減に歯止めをかける対策として期待されているそうです。世界の全農作物の4分の3はハチなどの生物の媒介で受粉するそうですが、近年、ハチが一斉に姿を消したり大量死したりする「蜂群崩壊症候群」という現象が報告されるようになっているそうです。ハチ個体数の減少が世界的な食料危機を引き起こす恐れがあるとして、問題視されているそうです。「蜂群崩壊症候群」の原因としては、ダニや殺虫剤、ウイルス、菌類、またはこれらの組み合わせなどが指摘されているそうですが、詳細は分かっていないということです。今回開発したワクチンは、コロニーを全滅させかねない病原微生物への抵抗力をハチに与えるものだそうです。人間や動物の場合、抗体が病気予防に重要な機能を果たしますが、昆虫には抗体がないため、ワクチン接種によって免疫をつけるのは不可能だとこれまで考えられていたそうです。角砂糖を用いて女王バチにワクチンを投与すると、免疫が幼虫に受け継がれ、コロニー全体に広がっていくそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3202470?cx_part=top_category&cx_position=1
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若手研究者の支援

2018-12-20 08:30:49 | 研究
政府は、科学技術研究費を大幅に拡充することを決めたそうです(YOMIURI ONLINE)。新年度予算案と今年度の2次補正予算案で、優れた研究を支援する「科学研究費助成事業(科研費)」を136億円増やすそうです。大きな成果が期待される研究を後押しする新たな研究費制度も創設し、約1000億円を計上するとのこと。自然科学、人文・社会科学すべての分野を対象にした科研費は2012年度以降、減少か横ばいの傾向が続き、近年は年間2200億円台で推移していたそうです。ですが、優れた研究論文が減り、若手研究者の研究環境が不安定になっている問題が顕在化し、日本の科学技術力の低下を懸念する声が相次いでいることを背景にしたものとのこと。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181214-OYT1T50022.html?from=ycont_top_txt
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インフル「流行入り」

2018-12-19 08:30:24 | 研究
厚生労働省は先日(12月14日)、インフルエンザが流行入りしたと発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。12月3~9日に全国約5000の定点医療機関から報告された患者数が、1か所当たり1・70人となり、流行の目安である1人を超えたそうです。なお流行入りの時期は例年並みだそうです。現在検出されているウイルスは、A型の一種で2009年に新型として流行したH1N1型、A香港型、B型の順に多いそうです。例年は1月下旬から2月上旬が流行のピークとなるそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181214-OYT1T50094.html?from=ycont_top_txt
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無子宮女性に脳死移植、「世界初」出産

2018-12-18 08:30:35 | 研究
ブラジル・サンパウロ大学のチームは、脳死の提供者から子宮移植した母親が出産したと、英医学誌「ランセット」に発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。脳死ドナーからの移植で出産したのは世界初だそうです。2016年9月、くも膜下出血で脳死となった45歳のドナーから子宮を摘出し、生まれつき子宮がない「ロキタンスキー症候群」の32歳の女性に移植。7か月後、あらかじめ体外受精させた受精卵で妊娠、17年12月に帝王切開で出産したそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181205-OYT1T50099.html
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LEDでトマト収穫倍増、糖度アップ

2018-12-17 08:30:08 | 研究
トマトの収穫量を倍増させ、糖度も向上させる特殊なLEDライトが開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。企業と来夏をめどに製品化を目指しているそうです。月明かり程度の微弱な光を発し、肉眼で見えないほどの速度で点滅を繰り返すそうです。植物は昼間の光合成で生成した糖を消費し、生命活動を維持しているそうです。昼間は成長のために多くの糖を消費するが、代謝が落ちる夜間は余った糖を実などに送る「転流」が起こるそうです。朝に収穫した野菜がおいしいのは、糖が実に転流した状態だからだというのです。この現象に着目し、特殊なLEDを組み込んだネットを苗木の近くにつるして夜間に照射。植物は光の点滅で昼夜が頻繁に繰り返されていると錯覚し、糖を各組織に送る働きを活性化させるそうです。これが生育を早め、高糖度の果実をつくるということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181208-OYT1T50043.html
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デジタル端末の長時間使用

2018-12-16 08:30:23 | 研究
子ども4500人の脳をスキャンする大規模な調査により、デジタル端末やビデオゲームなどの画面を長時間眺めている子どもの脳にはそうでない子どもと「異なるパターン」がみられることが分かったと、米国立衛生研究所(NIH)の研究チームが明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。米CBSの報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」はNIHが3億ドルかけて実施している研究を取り上げ、来年以降に公開予定だという初期データを紹介。それによると、デジタル端末などの機器を1日7時間以上使用している9~10歳の子どもの脳では、知覚情報を処理している大脳皮質に尚早な萎縮の兆候がみられたそうです。また、言語と論理的思考に関する試験をさせたところ、こうした機器を1日2時間以上使用している子どもは成績が低い傾向もみられたということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3201274
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長寿の秘密は遺伝子変異?

2018-12-15 08:30:34 | 研究
南米エクアドル沖のガラパゴス諸島(Galapagos Islands)などに住むガラパゴスゾウガメのゲノムを解析したところ、DNA修復や免疫反応、がん抑制に関係する遺伝子変異体を持っていることが分かったする論文が、Nature Ecology & Evolutionに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。平均で100年超という長寿の秘密を解明する手掛かりになりそうとのことです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3200398
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世界CO2排出量、18年は2.7%増

2018-12-14 08:30:28 | 研究
化石燃料の燃焼などによる二酸化炭素(CO2)の世界排出量が、2018年には2.7%増加する見通しだとする研究論文がEarth System Science Dataに発表されたそうです。論文は80人近くの科学者が共同執筆したもので、世界の気候変動との闘いは「完全に脱線している」と警告しているそうです。世界のCO2排出量は2016年までの3年間にわたり横ばいが続き、人為的な温室効果ガス排出量がついにピークを迎えたとの期待が高まったそうですが、2017年には1.6%増と再び増加していたそうです。今回の研究では、太陽光・風力発電の急速な普及やエネルギー効率の向上が見られる一方、海運や航空を含む貨物・旅客運送分野での需要がそれを上回るペースで増加していることが示されたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3200712
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研究成果の発表

2018-12-13 09:47:51 | 研究
本研究室の研究生(山口大学大学院院生)が、第82回日本体力医学会中国・四国地方会で研究成果の一部を発表しました。

アディポネクチン受容体の活性化はC2C12筋管細胞およびマウス骨格筋を萎縮させる

伊藤理香,朝倉実生子,江川達郎,大野善隆,横山真吾,中村晃大,藤本理沙,山下智大,Huascar Pedro Ortuste Quiroga,宮田浩文,後藤勝正

平成30(2018)年12月8日(土)~9日(日)
島根大学教育学部
島根県松江市

http://docs.wixstatic.com/ugd/867743_8f1fa721fa1b4fd7ad0415b338cb9ee1.pdf
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日本抗加齢協会第3回学術フォーラムで講演します。

2018-12-13 09:29:33 | 研究
非荷重空間における筋肉の減少

第3回日本抗加齢協会フォーラム,テーマ:春・夏・秋・冬のアンチエイジング,シンポジウム3「筋肉のニューサイエンス」

平成30(2018)年12月14日(金)
大阪梅田スカイビルタワーウエスト
大阪府大阪市
http://www.ko-karei.com/forum/
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