健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

今後25年以内に火星の有人探査

2018-12-03 08:30:57 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、今後25年以内に火星の有人探査が可能だとする見解を発表したそうです(AFPBB NEWS)。NASAは25年以内に宇宙飛行士が火星に降り立つことができるとしているが、技術的・医学的な課題は無数にあるとも。有害な宇宙放射線や失明の可能性、骨萎縮などは、科学者らが克服すべきそうした問題のほんの一部にすぎないそうです。地球から平均で約2億2500万キロ離れている火星は、人類初の月への有人宇宙飛行を成し遂げたアポロ(Apollo)計画が直面した諸問題よりも桁違いに多くの科学的問題を提起。現在のロケット技術では、火星に到達するまでに最大9か月かかり、宇宙飛行士にとってそれだけの長期間、無重力下で体を浮かせた状態でいることは身体的負担が非常に大きいことが予想されます。例えば、長期間にわたる無重力状態は網膜血管に回復不可能な変化を引き起こし、これが視力低下につながる恐れがあると懸念。さらに無重力状態でしばらく過ごすと、骨からカルシウムが浸出して骨量が減少。重力が地球の3分の1しかない火星での任務の期間は1年と想定されているそうですが、いまだその影響についての全貌は把握できていません。人体への負担を減らす一つの方法は、火星への飛行時間を大幅に短縮させることですが・・・・・。

http://www.afpbb.com/articles/-/3197620
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする