健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

LEDでトマト収穫倍増、糖度アップ

2018-12-17 08:30:08 | 研究
トマトの収穫量を倍増させ、糖度も向上させる特殊なLEDライトが開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。企業と来夏をめどに製品化を目指しているそうです。月明かり程度の微弱な光を発し、肉眼で見えないほどの速度で点滅を繰り返すそうです。植物は昼間の光合成で生成した糖を消費し、生命活動を維持しているそうです。昼間は成長のために多くの糖を消費するが、代謝が落ちる夜間は余った糖を実などに送る「転流」が起こるそうです。朝に収穫した野菜がおいしいのは、糖が実に転流した状態だからだというのです。この現象に着目し、特殊なLEDを組み込んだネットを苗木の近くにつるして夜間に照射。植物は光の点滅で昼夜が頻繁に繰り返されていると錯覚し、糖を各組織に送る働きを活性化させるそうです。これが生育を早め、高糖度の果実をつくるということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181208-OYT1T50043.html
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