先日、介護が必要な高齢者や身体障害者の着衣動作を補助するロボットシステムが開発されたというニュースが報道されていました(YOMIURI ONLINE)。このロボットは、米国社製のロボットアーム2本を利用しているそうで、要介護者の両腕の手首付近まで半袖Tシャツの袖を通した状態にしておく必要があるという条件付きのようです。研究員がアームを持って襟の部分から頭部を通し、約10秒で着用させ、その際の動作を再現できるようロボットに学ばせた後に、ロボットが自動的に着用させるというものだそうです。デモンストレーションでは、マネキンを用いて、マネキンの姿勢が多少ずれてもロボット自体で頭部を通すポイントを自律的に修正でき、数回で着用させることができたそうです。そのうちに、完全に自動化された衣服を着脱させるロボットが開発されるのでしょうね。
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