年に1度、X線による肺がん検診を受けても、死亡率低下にはつながらないとする大規模調査の結果を、米国立がん研究所などがまとめ発表したそうです(ASAHI.COM)。調査は55~74歳の約15万人を対象に、半数は4年間連続でX線検診を受けた人、半数は何も受けなかった人に無作為に分けて、肺がんによる死亡との関係を13年間、追跡調査したものだそうです。 国際的に肺がん検診を実施している国はほとんどないのですが、日本では国が年に1度の肺がん検診を自治体に勧めています。科学的根拠がはっきりしない検診を続けるべきかどうか、今後議論になるかもしれません。
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