鳩は数を理解する能力があるとする実験結果が米国の科学誌サイエンスに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究では、まず1年がかりで3羽のハトを訓練し、1~3個の図形を含む画像を、数が少ない順にくちばしでつつくようにしたそうです。このハトに、1~9個の様々な図形を示した画像2枚を見せる実験をしたところ、ハトは図形の色や形に関係なく、数が少ない方を正しく選んだというものです。つまり、数の概念を理解して大小を比較したことになるということです。場所ごとに食物が多いか少ないかを比べられると生存競争に有利であり、そのために数に関する能力が発達したと考えているようです。これまで、抽象的な数の概念については、サルが持つと報告されているそうですが、ハトの能力もこれに匹敵するそうです。驚きですね。
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