体内の細胞は「マイクロRNA」と呼ばれる、非常に小さな遺伝情報を脂質の袋(エクソソーム)に入れて血液の中に放出し、ごく一部は唾液にも含まれます。細胞の種類や状態によって、袋に入る情報は様々で、中にはがんの手がかりになる情報も含まれていることが嫌下になっています。そこで、血液や唾液からこの袋を集めて遺伝情報を分析し、体内のどこで、どんながんが生まれているかを早期診断する研究が世界的に進んでいるが、実用化に成功した例はまだない。こうした新技術の開発に向け、経済産業省は研究機関や医療機器メーカーを5年がかりで支援することを決めたそうです(YOMIURI ONLINE)。骨格筋の状態をマイクロRNAで知ることができないかという研究は、すでに私達も行っています。
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