妊娠中に血圧が上がり、脳出血などの危険が高まる妊娠高血圧症候群を経験した女性は、将来的に高血圧や高脂血症といった生活習慣病になりやすいという調査結果が発表されるそうです(ASAHI.COM)。この調査は、看護職を対象に女性の生活習慣と健康について継続調査している「日本ナースヘルス研究」の一環で、2001~2007年に25歳以上の女性4万9927人を分析したものだそうです。妊娠高血圧症候群を経験した45歳以上の女性は、そうでない女性に比べ、高血圧になる割合が2.4倍、高脂血症が1.4倍高かったそうです。また、妊娠高血圧症候群の女性の娘が妊娠高血圧症候群になる割合はそうでない人の2倍高かったそうです。現象としてはそうなのでしょうが、どういうメカニズムなのでしょうか。そちらが気になりますね。
最新の画像[もっと見る]