厚生労働省ががん対策推進基本計画の中間報告書を公表したそうです(YOMIURI ONLINE)。この中間報告書では、2007年度からの5年計画の進捗状況をまとめたもののようです。報告書によると、「75歳未満のがんによる死亡率を10年間で20%減らす」という目標に関して、3年間で6%減少しており、おおむね順調と評価しているようです。つまり、癌による死亡が着実に減少しているらしいのです。治療技術や早期発見技術の発達かあるいは予防に関する啓蒙活動の成果なのでしょう。その一方で、予防面に関しては、未成年の喫煙を3年以内になくすという目標が達成できていないとしています。また、子宮頸がんワクチンの接種などを国として積極的に推進すべきだとも提言しているようです。ワクチン接種に関しては国民性からいろいろと議論の余地があると思います。もっと多くの国民を巻き込んだ議論を推進するように国が働きかけるべきではないかと考えています。また、「がん患者と家族の苦痛軽減と、療養生活の質の維持向上」というもう一つの目標については、達成度を評価する尺度がないことを指摘しているそうです。評価指標を早く設定することや、患者の経済的負担の軽減にも取り組むことを求めているということです。
いずれにしても、癌による死亡が減少するということは良いことだと思います。癌が減ると、循環器系疾患がより大きくクローズアップされるということでしょうか・・・・・。
いずれにしても、癌による死亡が減少するということは良いことだと思います。癌が減ると、循環器系疾患がより大きくクローズアップされるということでしょうか・・・・・。