健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

二酸化炭素(CO2)が資源に

2011-01-19 07:39:04 | 研究
地球温暖化は二酸化炭素(CO2)によるものとして、二酸化炭素の排出量を制限しようという取り組みがなされています。その一方で、二酸化炭素は人間の文化的な生活の創造には欠かせない副産物であるという考え方もあり、なかなか国際的な意見がまとまりません。そんな中、ノーベル化学賞を受賞した根岸博士が二酸化炭素は排出を減らすことを考えるのではなく、資源として有効利用出来る方法を考えるべきだという意見を述べていたと思います。確かに、二酸化炭素を資源にできれば、それは大変な技術革命になるのは間違いありません。そして、ついに二酸化炭素を、金属の触媒を使って医薬品やプラスチックの合成に利用可能な炭素資源に変換する手法が開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。炭素化合物の反応性を高める金属触媒のロジウムを利用したものだそうです。これは革命的な技術になるのかもしれませんね。
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