アジアの象牙需要を満たすため、アフリカゾウが大量に違法に殺され、ここ8年間でそのような殺害数は半分以下に減少し、絶滅の危機にさらされていると警告する研究論文がNature Communicationsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。スイス・ジュネーブにある「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES、ワシントン条約)」事務局が発表した統計によると、2011年に密猟者によって殺害されたアフリカゾウは約4万頭で、これはアフリカ大陸に生息する個体数の約10%に相当するそうです。一方、昨年は全体の4%に当たる1万5000頭。世界で最も重い陸生動物であるアフリカゾウは100年前、最大で1200万頭がアフリカ大陸に生息していたと考えられているそうですが、現在の生息数は近縁種のマルミミゾウを含めても約50万頭だそうです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3227344?cx_part=top_category&cx_position=3
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