米国で1年間に使用されている農薬の25%以上は、欧州連合(EU)では使用を禁止されているものだと指摘する論文がEnvironmental Healthに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。世界の農薬使用量の大半は米国、中国、ブラジル、EUが占めているそうですが、この3か国とEUについて除草剤、殺虫剤、防カビ剤などの使用量を調査したところ、2016年に米国で農薬への使用が許可された化学成分374種のうち、72種はEUで使用禁止されているものであることが分かったというのです。中でもパラコートやホレートは毒性が強いなどとしてEU、ブラジル、中国の全てが使用を禁止しているそうです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3228966
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