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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

オメガ3脂肪酸が大腸がん患者の生存率を改善

2016-08-19 08:30:46 | 研究
大腸がんの患者が、マグロやサケなどの脂肪が多い魚に含まれるオメガ3脂肪酸を大量に摂取すると、生存率が高まる可能性があるとの研究論文がGutに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究は、米国の17万人以上のデータを基に行われたものだそうです。このうちの1659人が大腸がんを発症し、オメガ3の大量摂取と死亡リスク低減との間に相関関係が強く示されたということです。診断後のオメガ3脂肪酸の摂取量が1日当たり0.1グラム未満の患者に比べて、同0.3グラム摂取した人では、死亡リスクが41%低かったというのです。大腸がん患者は、これらのマグロやサケなどの脂肪が多い魚の摂取を増やすことで、生存期間を延ばす恩恵を受けられる可能性があるそうです。オメガ3脂肪酸は青魚や一部植物および特定のナッツ油などに含まれるとのことです。
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