老化を抑制する効果が動物実験で判明しつつある物質を人間に投与し、安全性や効果の有無を調べる臨床研究を、来月にも国内で開始する計画であることが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。この物質は「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」。これまでの研究で、NMNが老化を抑える役割を持つ遺伝子サーチュインを活性化することが判明しているそうで、マウスにNMNを投与する実験では、老化にともなう代謝や目の機能などの低下が改善されたそうです。まだ倫理委員会による審査があるようです。もし承認されれば、まずは10人程度の健康な人への投与で安全性を確認し、その後数年かけて、体の機能の改善効果の有無を調べるとのことです。
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