健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

産科のある病院

2013-09-13 08:30:57 | 日記
産科や産婦人科がある病院の数は、訴訟のリスクが高く、医師不足が続いていることなどから、22年連続で減少したことが、厚生労働省の調査で分かったそうです(NHK NEWS WEB)。厚生労働省は、全国の病院が設けている診療科を毎年調査していて、去年10月時点でおよそ8500施設を対象にした結果がまとまり、産科や産婦人科がある病院は1387施設で、前の年より8施設減ったというのです。産科や産婦人科のある病院が減るのは22年連続で、10年前と比べると363施設、率にして21%減っているそうです。また、小児科がある病院は2702施設で、前の年より31施設減少とのことです。こちらは19年連続で前の年よりも減り、10年前と比べると20%減っているそうです。厚生労働省は、訴訟のリスクが高いことなどから、産婦人科や小児科の医師不足が続いていることに加え、不足による労働環境の悪化を防ぐため、地域で拠点となる病院に医師を集約させているためだと分析しているそうです。厚生労働省は、小児科や産科などの診療報酬を加算したり、地域での医師の確保に補助金を出したりして、診療科による偏りを緩和していくことにしているとのことです。
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