健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

サフランで大腸がん予防

2012-06-24 08:30:04 | 研究
香辛料や食品着色料の原料となる植物、サフランの雌しべなどに含まれる黄色色素が、大腸がんの予防に効果があることが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。サフランは黄色色素で、緑黄色野菜などに含まれる化合物カロテノイドの一種「クロシン」だそうです。研究では、昨年4月から1年かけて、発がん性物質を投与した生後4週目のマウスに、3種類の濃度のクロシンを混ぜた餌を与え、変化を調べたそうです。マウスの大腸内にがんが出来るかや、がんによる大腸粘膜の炎症の様子を比較したところ、実験開始から18週目には、クロシンを投与していないマウスでは1匹あたり3・15個のがんが確認されたそうですが、クロシンの濃度が高い餌を食べたマウスは、がんが平均0・5個に抑えられたというのです。どれくらいの濃度でしょうか。また、いろいろな場所でサフランの入ったライスを見ることになるのでしょうか。
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