健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ダイエットメガネ

2012-04-04 08:30:14 | 研究
メガネを掛けてダイエット。そんなことが・・・・・。という驚きのニュースが報道されました。食べているものを大きく見せかけることで、満腹感を感じさせ、食欲を抑える「メガネ」が開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。開発されたのは、お菓子などを手でつかんで食べる時に、手の大きさはそのままで、食べ物の見た目だけを自在に変化させる映像処理システムだそうです。ビデオカメラが付いたメガネを着用すると、1・5倍までの拡大と、3分の2までの縮小であれば、食べ物をつかんでいる指と指の開き具合も、不自然にならないように画像処理できる仕組みで、カメラがとらえた映像は、ケーブルでメガネにつなげたパソコンで画像処理するというもののようです。メガネを装着した20~30歳代の男女12人に、クッキーを満腹になるまで食べてもらう実験を実施したところ、クッキーを1・5倍に大きく見せた場合、食べた量はメガネをかけていない時より平均9・3%減少し、逆にクッキーの大きさが3分の2(0・67倍)に縮んで見えるようにしたところ、食べた量は平均15%増えたそうです。本当でしょうか?本当だとすると、これまでダイエットに関してこうした発想はないと思います。新しいダイエット方法として注目を集めそうですね。
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