goo blog サービス終了のお知らせ 

健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ドローン型探査機で土星の衛星調査

2019-07-07 08:30:01 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、ドローンに似た回転翼で飛行する新型の探査機「ドラゴンフライ(Dragonfly)」を土星の最大の衛星タイタン(Titan)に送り、生命の起源を探る計画を発表したそうです(AFPBB NEWS)。2026年に打ち上げ、2034年にタイタン着陸を目指すそうです。トンボの名を冠した新探査機は8基の回転翼を備えており、ドローンのように飛行と着陸を繰り返してタイタン上の十数地点を探査する予定とのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3232621

火星探査車キュリオシティーが高濃度のメタン検出

2019-06-30 08:30:21 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、火星無人探査車「キュリオシティー(Curiosity)」が、火星で高濃度のメタンを検出したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。キュリオシティーによるこれまでの観測で最も高い濃度だということです。メタンは微生物の存在を示している可能性があるため非常に刺激的な発見だそうですが、一方でメタンは岩石と水の反応でも生成されることがあるそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3231776?cx_part=top_category&cx_position=1

インドが宇宙ステーション計画を発表

2019-06-27 08:30:27 | 宇宙
インド宇宙研究機関(ISRO)は、インドで有人宇宙飛行の準備が進められる中、「非常に小さな」宇宙ステーションを今後10年で構築する計画を発表したそうです(AFPBB NEWS)。2022年までに予定されている有人宇宙船の打ち上げに成功した後、宇宙ステーションを構築する大規模なプロジェクトが進められると発表。宇宙ステーションには実験施設やミッションを支援する宇宙船のドッキング施設も設けられ、数年間にわたって宇宙飛行士たちが交代しながら滞在できるそうです。「ガガニャーン(Gaganyaan)」と名付けられたインド初の有人宇宙飛行計画は、英国からの独立75周年に当たる2022年までに実施が予定されているそうです。宇宙船には宇宙飛行士2、3人が搭乗し、最大7日間のミッションを行う予定だそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3230135

ISSに民間人

2019-06-16 08:30:51 | 宇宙
米航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)への民間人の受け入れを、早ければ2020年から始めると発表しました(読売新聞オンライン)。1年に2回実施し、宇宙観光旅行での滞在も可能だということです。これまでにロシアの宇宙船ソユーズを使って民間人をISSに送ったケースはありますが、米国は初めて。米国宇宙企業スペースX社と米航空機大手のボーイング社がそれぞれ開発する有人宇宙船でISSに向かうそうです。ISSの滞在日数は1回につき最大30日間で、滞在希望者はNASAの訓練や健康診断などを受けるとのこと。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、民間人をISSに送る費用は5000万ドル(約54億円)。さらに、水や食料、地球との通信など、ISSの滞在費として1日当たり3万5000ドル(約380万円)が必要となるそうです。NASAはISSの民間利用を進めることで運営費を減らし、24年までに宇宙飛行士を月に送る「アルテミス計画」の実現に力を入れる狙いがあるということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190608-OYT1T50206/

有人月面着陸計画「アルテミス」

2019-06-05 08:30:48 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、半世紀ぶりに宇宙飛行士を月面に着陸させる計画「アルテミス(Artemis)」のスケジュールを発表したそうです(AFPBB NEWS)。2024年までに8回の打ち上げを行う内容で、月周回軌道への小型宇宙ステーションの設置も含まれるそうです。アルテミスはギリシャ神話に登場する狩猟、荒野、月の女神で、最初の有人月面着陸計画の名前の由来となった「アポロ(Apollo)」の双子とされるそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3227284?cx_part=top_category&cx_position=4

地球大気圏で天体が焼失?

2019-05-02 08:30:13 | 宇宙
2014年1月9日、午前3時を回ったころ、パプアニューギニア北東岸のすぐ沖で、非常に明るい流星が燃え上がりながら空を横切り、他のよくある流星と同じく、地球の大気圏に入ると崩れてしまったそうですが、最新の研究によると、この未明の訪問者は、閃光とともに消えるありふれた隕石ではなく、別の恒星系から飛び出し、太陽系にやって来た“侵入者”だったかもしれないそうです(ナショナルジオグラフィック)。事実だと確認されれば、この流星は、これまで人類が発見した2例目の「恒星間天体」となるそうです。最初の例は、オウムアムアと呼ばれる不思議な形をした岩石で、2017年に太陽系を駆け抜け、帰路についたそうです。一方、2014年の流星は、旅の終わりを地球で迎えたもの。太陽系の外から来て地球の大気圏に突入した、初の天体かもしれないそうです。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041800236/

新たな惑星発見か

2019-05-01 08:30:38 | 宇宙
太陽から最も近くにある「お隣の恒星」に、2つめの惑星が見つかったかもしれないそうです(ナショナルジオグラフィック)。この恒星プロキシマ・ケンタウリは小型の赤色矮星で、太陽系からは4.24光年の距離にあるそうです。プロキシマの周囲を巡っている新たな惑星候補、プロキシマc。もしこの惑星が本当に存在するなら、それは地球の少なくとも6倍の質量がある「スーパーアース」で、恒星プロキシマの周囲を1936日で一周しているそうです。表面の平均温度は、液体の水が流れるには低すぎるそうです。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041600230/

月全体の表面直下に水

2019-04-30 08:30:21 | 宇宙
月の塵と大気を調査するために送り込まれたNASAの探査機LADEE(ラディ―)が、隕石が衝突する際に月面から放出される水を検出したとする論文が、Nature Geoscienceに掲載されたそうです(ナショナルジオグラフィック)。論文によると、微小な隕石が衝突する際の衝撃によって、年間最大220トンもの水が放出されているというのです。月面付近には、これまで考えられてきたよりもはるかに大量の水が存在することになるそうです。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041700233/

火星のメタン

2019-04-24 08:30:57 | 宇宙
火星のメタン

火星のメタン(CH4)の謎がついに解決する可能性が出てきたそうです(AFPBB NEWS)。先日発表された研究結果によると、生命活動を示唆するメタンガスの火星での存在が確認され、またそれが発生していると考えられる場所の特定もできたというのです。欧州の探査機が火星大気中に微量のメタンガスが含まれていることを報告して以降、メタンの存在を示す測定値の正確さをめぐっては、15年にわたり議論が続いているそうです。地球上ではメタンは単純な生命体によって生成。メタンガスは比較的速やかに消散(地球上では約12年以内)。これと、火星大気の観測が困難であるという状況とが相まって、多くの科学者らは単一の観測データにのみ依存する過去の研究結果を疑問視していたそうです。今回、国際専門家チームによる研究では、火星上にメタンが存在することを示す独立した証拠を見つけるために、異なる2機の探査機が2013年にわずか1日違いで収集した観測データを比較。その結果、最も可能性の高い発生源とされたのは、岩石層の下にある凍結したメタンの層だったそうです。この層からメタンガスが周期的に大気中に放出されると考えられるそうです。地球上ではメタンは生命の兆候とされている一方、火星にメタンが存在することが必ずしも火星での生命の兆候を示す証拠となるわけではないそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3218819

世界初、ブラックホール撮影

2019-04-19 08:30:22 | 宇宙
国立天文台など世界約80の研究機関による国際チームは、ブラックホールの撮影に初めて成功したと発表したそうです(読売新聞オンライン)。ブラックホールは、物理学者アインシュタインの一般相対性理論を基に約100年前に予言された天体ですが、周囲の現象などから間接的に観測することしかできなかったそうです。今回は存在を証明する初の成果となるそうです。撮影したのは、地球から約5500万光年(1光年は約9兆4600億キロ・メートル)離れた、おとめ座の「M87」という銀河の中心部にある巨大ブラックホール。南米チリの「ALMA」など世界8か所の電波望遠鏡で一斉に観測したデータから、極めて高い解像度の画像を合成。その結果、ブラックホールの周囲で輝くガスの中に、黒い「穴」が浮かび上がったそうです。穴の中心に、太陽の65億倍の質量を持つブラックホールの本体があるということです。ブラックホールは重力が非常に強く、光さえも脱出できないため、観測は極めて困難だったそうです。M87のブラックホールも周囲の電磁波から存在が推定されているだけだったそうです。多くの銀河の中心には巨大なブラックホールがあり、銀河の形成に重要な役割を果たしたと考えられており、宇宙の成り立ちの解明につながる大きな一歩になると期待されるということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190410-OYT1T50312/