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健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

無数の「宇宙ごみ」発生

2019-04-07 08:30:11 | 宇宙
インドの対衛星破壊兵器実験によって無数の「宇宙ごみ」が発生したことで、既存の宇宙大国が長年にわたって回避しようとしてきた危険な状況が生じる恐れがあるそうです(AFPBB NEWS)。インドは先月27日に、衛星をミサイルで破壊する実験を行ったそうです。周回軌道衛星への脅威を最小限にとどめるべく尽力してきたということですが。専門家によると、インドの実験は国際法などに抵触するものではないそうです。1967年に発効した宇宙条約(Outer Space Treaty)では、自国の実験が他国の衛星運用に有害な干渉を及ぼす恐れがある場合には通告しなければならないとしており、厳密に言うとインドの実験はこの義務に反するそうです。2002年以降、世界の宇宙大国は宇宙ごみの発生を回避するための非公式な行動規範をまとめ、国連(UN)もその線に沿った決議案を採択。宇宙ごみによる危険には、地球への落下だけでなく周回軌道衛星との衝突も含まれています。たとえ極小の宇宙ごみでも高速で移動しているため、衝突すれば衛星を動作不能に陥らせる恐れが。インドの実験によって発生した宇宙ごみのほとんどは、軌道上に数週間とどまるものの、地球に向かって落下し、大気圏で燃え尽きるとみられているそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3218207

土星の小型衛星

2019-04-05 08:30:19 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)は2017年、土星の輪の隙間にある複数の小型衛星にフライバイ(接近通過)観測を行ったそうです(AFPBB NEWS)。米国、英国、ドイツ、イタリアの天文学者と科学者ら約40人からなる研究チームは先日、これらの小型衛星に関するカッシーニの観測結果をまとめた初の研究論文をScienceに発表。観測対象となった衛星は、パン(Pan)、ダフニス(Daphnis)、アトラス(Atlas)、パンドラ(Pandora)、エピメテウス(Epimetheus)。それぞれの直径は8~116キロで、円形で空飛ぶ円盤のような形をしているか、ジャガイモに似た形をしているそうです。これらの衛星は、複数ある輪の間の隙間に存在しているそうです。カッシーニは土星の近くに13年間滞在した。打ち上げから20年となった運用の最終年には、土星と輪の間に突入する探査を実施。2017年9月13日まで観測データを地球に送信し続けたそうです。カッシーニの観測結果に関して発表された科学論文は約4000に上るそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3218218

月に行かないと・・・・・

2019-04-03 08:30:11 | 宇宙
ペンス米副大統領は先月(26日)、5年以内に米国の宇宙飛行士を再び月面に着陸させる方針を表明(読売新聞オンライン)。米国航空宇宙局(NASA)の計画では2028年に飛行士を月に送る予定だったそうですが、目標達成時期を24年に前倒ししたもの。米国の宇宙戦略を検討する「国家宇宙会議」がアラバマ州で同日開かれ、議長のペンス副大統領が発表したそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190327-OYT1T50194/

はやぶさ2のクレーター実験

2019-03-23 08:30:57 | 宇宙
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機はやぶさ2が、小惑星リュウグウの地表面にクレーターを作る世界初の実験を、4月5日に実施すると発表したそうです(読売新聞オンライン)。はやぶさ2から衝突装置を分離し、金属の塊を発射して地表面にぶつけるそうです。5月以降にクレーターかその周辺に着地し、風化していない地下の新鮮な試料の採取を目指すそうです。はやぶさ2は2月22日に最初の着地を行い、地表面の試料の採取にも成功したとみられています。クレーター作製実験では、リュウグウの破片が多数発生して探査機が損傷する恐れもあり、次の難関として成否が注目されているそうです。7月頃には探査ロボットを投下し、11~12月に地球へ向けて出発。試料を地球に届けるのは2020年12月となる見通しとのことです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190318-OYT1T50187/

月周回基地

2019-03-17 08:30:00 | 宇宙
月を周回する米国主導の新たな有人宇宙基地計画について、日本政府は居住棟の建設や無人補給船による物資輸送を分担することを、米国などに提案していることがわかったそうです(読売新聞オンライン)。新基地は、日米露とカナダ、欧州が参加する国際宇宙ステーション(ISS)の後継と位置付けられているそうです。先日開かれたISS参加国の関係者によるテレビ会議で、各国が新基地計画での分担案を提示。日本からは文部科学省と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の担当者が参加。空気や水の再利用技術を生かして居住棟を欧州と共同で建設することや、機材などの輸送を米国とともに担うことを提案したそうです。機材輸送では無人補給船「こうのとり」の後継機を活用するそうです。各国は提案に基づいて検討を進めることを確認したとも。米国は、ISSの運営を2025年以降には民間に移管し、26年頃の新基地の完成を目指しているそうです。JAXAの試算では、新基地の開発・建設費はロケットの打ち上げ費用を除き、3100億~4200億円だそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190311-OYT1T50101/

初の乗客あり宇宙飛行に成功

2019-03-06 08:30:55 | 宇宙
宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)の商用宇宙船「スペースシップ2(SpaceShipTwo)」が先月22日、乗客を乗せた状態で初めて飛行し、米国で宇宙空間と見なされる高度に達したそうです(AFPBB NEWS)。ヴァージン・ギャラクティックによると、スペースシップ2は操縦士2人に加え、乗客1人を乗せて米カリフォルニア州モハベ砂漠(Mojave Desert)の宇宙港から飛び立ち、音速の3倍に当たるマッハ3(時速約3700キロ)で上昇し、高度89.9キロに到達した後、モハベ砂漠の宇宙港に無事着陸したそうです。スペースシップ2が乗客を乗せた状態で飛行したのは今回が初めて。客席には、同社で宇宙旅行に向けた顧客の訓練を担当するベス・モーゼス氏が乗ったそうです。米国の定義では、宇宙空間は高度50マイル(約80キロ)から始まるとされるそうです。スペースシップ2は昨年12月、高度81.9キロに到達し、初めてこの境界超え。ただし、同社の宇宙船はまだ、国際的に広く受け入れられている宇宙との境界線「カーマンライン」(高度100キロ)を超えたことはないそうです。またスペースシップ2は乗客6人が乗れる設計だそうですが、2014年の試験飛行中に操縦士1人が死亡した事故が主な原因となり、飛行試験が予定より数年遅れているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3212525

2028年に有人月面探査実現へ

2019-03-01 08:30:49 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、有人月面探査計画を民間企業と協力して加速すると発表したそうです(AFPBB NEWS)。首都ワシントンの本部で記者会見したジム・ブライデンスタイン(Jim Bridenstine)長官によると、月面での長期滞在を念頭に「持続可能な形とし、宇宙飛行士が定期的に行き来できるようにする」計画で、2028年までの実現を目指すそうです。この有人月面探査計画は、2017年12月にドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が署名した宇宙政策を具体化したものだそうでい。2030年代に実現を目指す有人火星探査の前に、再び月面に宇宙飛行士を降り立たせる構想とのこと。NASAは有人探査に備え、2024年までに月面に無人探査機を着陸させる計画で、すでに探査機建造のため民間企業の入札を募集。入札は3月25日に締め切り、5月に第1回選考を実施するそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3211267

中型ブラックホール発見

2019-02-26 08:30:55 | 宇宙
太陽系などがある天の川銀河の中心付近に、太陽の3万倍の質量を持つ中型のブラックホールがあることが分かったと、国立天文台などの研究チームが発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。天の川銀河の中心には、太陽の400万倍の質量を持つ巨大なブラックホールがあるとされるそうです。その近辺に、中型のブラックホールが存在する可能性が複数報告されているそうですが、存在を示す確かな証拠は見つかっていなかったそうです。研究では、南米チリの電波望遠鏡「ALMA」を使って、天の川銀河の中心付近にあるガスの塊から出る電波を観測。その結果、ガスの塊は二つあり、両方とも同じ中心の周りを楕円を描くように回転。中心には太陽の3万倍の質量の重力源があると推定され、周囲に明るい光を放つ天体がないことなどから、ブラックホールと結論づけたそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190213-OYT1T50202/

月食中の月に隕石が衝突

2019-02-08 08:30:36 | 宇宙
米国時間の1月20日、皆既月食で赤銅色に染まった「ブラッドムーン」を人々が見上げていた時、隕石が月にぶつかった閃光を目にしたそうです(ナショナルジオグラフィック)。この観測が事実だと確認されれば、月食の間にこのような衝突が記録された初の例となるかもしれないそうです。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012400056/

小惑星の衝突

2019-02-01 08:30:18 | 宇宙
地球や月に衝突する小惑星の数が、恐竜時代以降に2~3倍に増加しているとの研究結果がScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、この衝突発生ペースの増大が始まったのは2億9000万年前頃で、火星と木星の公転軌道の間にある小惑星帯で何らかの大規模な天体衝突が起きた時期と重なる可能性が高いそうです。この天体衝突で発生した残骸の一部が地球と月に向かって進んでいった結果、小惑星の衝突率が2億9000万年前より前の衝突率より2.6倍高くなったそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3207000