百貨店の高島屋は主力の衣料品で、
商品企画、素材調達から生産・販売まで
一貫して手掛ける製造小売り事業に進出するという。
百貨店は生産・販売を取引先のアパレルメーカーに依存してきたが、
高品質と低価格の両立を求める消費者ニーズに対応させる。
第一弾としてカシミアを高島屋がモンゴルで買い付け、
中国の協力工場に生産加工を委託。
順次国内11店で1万着を販売する。
通常では3万円前後になる商品が、
7,000~8,000円台になるという。
商品企画から販売まで自社で管理する事業モデルの製造小売り。
取引先に依存してきた百貨店。
ノウハウをいかに築けるか。
生き残りをかける。