予想どうり自民党の完敗だ。
これでは立ち直るのに相当な時間がかかるだろう。
敗因を政治と企業とを比べながら考えてみる。
まず自民党の敗因は小泉改革の市場原理主義的な政策が、
格差社会を助長し、医療・介護現場を荒廃させ、地方の疲弊を招いたことにある。
企業でいえば「成果主義に走りすぎ、社内格差が生まれ、
一部の勝ち組が社内を牛耳ってすき放題し、現場への投資を怠り、、
マネーゲームに走った。」ということだろうか。
次に後継者問題だ。
阿部、福田ｌと後継者が次々と政権を投げ出してしまった。
企業でいえば「最高益を更新し、それを花道に勇退する社長が、
後継者にまだ実力が備わっていないのに、名門出のお坊ちゃまを社長に指名。
選ばれた若手社長はまだ経験不足で何もできず体調を崩して任期途中で退任。
次の社長に、こりずにまた名門出のお坊ちゃまを指名。
困難に立ち向かうことが出来ず、また任期途中で退任。
どうも名門が好きらしく、もっと仕事のできる有能な人材があるのに、
吉田総理の孫の麻生さんを後継者に指名。
漫画に夢中でしっかり勉強をしていなかったのか、
漢字を読みちがい、発言がぶれ、、解散の決断が出来なかったこと。
企業でいえば「２代続けて、サラブレットの社長で失敗したのに、
次もサラブレットの社長を指名する。社長になるのが夢だった後継者は
方向性がぶれまくり、社内で派閥争いが発生。
社長の座にしがみついている間に、企業環境が激変。
これに対応できず、会社の業績は急速に悪化。
破産寸前」というところだろうか。
政治も企業も一つの判断ミスが命取りになる。
それと後手に回ったらダメだ！
打つ手は無限にある。
常に先手、先手でいきたい。
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