内閣府の外郭団体、家計経済研究所がまとめた
「消費生活に関するパネル調査」によると、
リーマンショックを境に世帯主の収入が減少した世帯で、
子ども向けの支出が増加しているという。
夫の収入が減少しても妻の就労時間は大きく増えず、
ほかの支出をやり繰りしながら、
子どもにかけるお金を捻出している。
夫婦で節約している姿がうかんでくる。
どんなに節約をしようが子どもの将来にかかわる費用は別に考える。
こういった世帯が増加している。
夫の収入が減少した世帯の支出額の変化(月額、万円)
減少前 減少後
全体の支出 25.89 24.79
家族共通のための 15.2 14.72
妻のため 1.83 1.57
夫のため 3.61 3.16
子どものため 3.96 4.08
その他のため 1.34 1.32