ソニーRX100にはレンズ鏡筒先端にネジ切りがなく、フィルターやクローズアップレンズが付けられません。PLフィルターで青空や紅葉を鮮やかにしたり、NDフィルターでシャッタースピードを落として水の流れを美しく表現したり、クローズアップレンズで接写を試みたり…といった応用は利かない構造です。
コンパクトカメラなのだからしようがない、と言ってしまえばそれまでですが、ほかの性能は優秀だけに、物足りないところではあります。10月15日のブログ「RX100に接写機能を」に書いた通りです。
コンバージョンレンズという選択肢も、このカメラの形ではムリだろうな、と半分あきらめていました。
ところが、フィルターやクローズアップレンズを無理やり付けてしまおうという例が紹介されていました。
デジカメWatchの「つかないはずのフィルターを付けてみる」がそれ。
Lensmateの「SONY DSC-RX100専用 フィルタークイックチェンジアダプター」を使うと、フィルターもクローズアップレンズも付けられるようになるそうです。
そうそう、こういうのを待っていました。
鏡筒先端に両面テープでホルダーレシーバーを貼付け、そこにフィルターホルダー(バヨネット式)を装着、これにフィルターやクローズアップレンズをねじ込む、というものです。フィルターホルダーは、49mm径と52mm径の2種類から選べます。価格は6300円。
通常はフィルターホルダーとフィルター(又はクローズアップレンズ)を一体にしておき、さっとバヨネットで装着すれば、素早く使えます。
記事には、実際に倍率の違う3種類のクローズアップレンズを装着して撮影した料理の画像が載っていました。なかなかいいですね。
難点は、両面テープで貼り付けなければならないこと、ホルダーレシーバーが少し出っ張るので美しくない…というところでしょう。
カメラの美観をとるか、便利さをとるかですね。
このほか、MagFilterのRX100用CPLフィルター(29.99ドル)も出ています。
こちらの方は鉄製のリングを張り付け、マグネットで装着する方法。出っ張りが目立たないので、こちらの方が美しいかもしれません。
購入にはアカウントが必要なようです。日本のアマゾンで売ってくれればいいんですが…
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