つれづれ写真ノート

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真田の里・九度山 Part 2 (真田赤備え列車など)

2016年05月11日 | 風景・建物

真田一族はもとは信濃の豪族ですが、大阪冬の陣、夏の陣で活躍したことから、大阪ではとても人気のある武将。

NHKの大河ドラマ「真田丸」の放送にあわせて、南海電鉄では大阪・難波から和歌山県九度山町(真田幸村の蟄居の地)へ走る高野線「真田赤備え列車」を運行中です(難波駅---極楽橋駅間、2015年11月1日から約1年間予定)。(南海電鉄のガイド参照)

 

(以下の列車の写真などはこれまでたまたま“遭遇”した日に撮っているので、撮影日はマチマチです。)

“真田色”に染まった南海電鉄難波駅。

 

真田赤備え列車(南海電鉄難波駅で)。

車体や座席は真田幸村の赤備えの甲冑をモチーフに、赤色が基調。家紋・旗印に使われた「六文銭(ろくもんせん)」や「結び雁金(むすびかりがね)」をあしらったデザイン。

 

列車の先頭。

 

 

これが「結び雁金」。主に平時に使用した真田家の家紋とか。

 

座席には六文銭の模様。

 

南海高野線を走る真田赤備え列車(堺東駅で)。

 

南海高野線九度山駅に着きました。

はるかに望むのは高野山方向。ここはもう大阪ではなく和歌山です。

 

ホームに吊り下げられた六文銭の幕。

 

九度山駅。

5月の連休中ということもあって、観光客は多かったです。

 

駅前からは、町内を巡回する「真田赤備えバス」が出ていて、乗車証で飲食店などの割引が受けられます。

 

今年3月13日に開館したばかりの「真田ミュージアム」。

ホームページによると、「真田昌幸、幸村、大助の真田三代の軌跡と、十四年間という幸村の生涯で一番長い時間を過ごした九度山での生活をパネル展示とドラマ仕立ての映像により紹介します」とあります。

14年間もひそかに“闘争本能”を燃やし続け、大阪冬・夏の陣で一気に爆発させるなんて… 常人では考えられませんね。

いやあ、昔の人はすごい…

 

「30分待ち!」ということで、どうしようか迷いましたが、駆け足の旅だったのでまたの機会に来ることにしました。

 

チケット売り場の列。

 

真田昌幸、幸村らが住んだ住居跡「真田庵」。

 

 

真田庵はボタンの名所でもありますが、花期は過ぎていたので、これはシャクヤクかも。

 

ノボリが林立、いまにも軍勢が蜂起しそうな「真田庵」。

 

九度山の町を歩いて楽しんでもらおうと、民家に「人形めぐり」のスポットが設けられています。

 

中へ入ると、大阪城での合戦を表現したジオラマがありました。

 

こちらは民家の窓辺に展示されていた立派な人形。

 

もちろん五月の節句の飾りも。

 

「名所」と言えるかどうか分かりませんが、「真田のぬけ穴」といわれ実は「古墳」だった所へ通りがかりました。

ごく普通の集落の通り道に、「真田古墳 ココ」という表示。実に分かりやすい。

 

板塀で囲まれた中にある「真田古墳」。

古墳時代後期の横穴式石室の墳丘が失われたもので、長らく大阪城に通じる?「真田のぬけ穴」と伝承されてきました。

いくら機略縦横の真田とはいえ、“大阪城まで? それはないだろう… ”という感じですが。

 

小腹がすいたので真田庵のすぐ近くにある「そば処 幸村庵」をのぞいてみると、ここも満員。

10人待ちらしい、というのであきらめました。

 

九度山駅付近にもどると、農村風景の中に置き忘れられたような建物が…

「おやつの時間」という看板が出ています。緑の中のユル~い感じ、なんとなく「トトロ」の雰囲気。

 

南海電鉄の情報誌「NATTS」によると、「おやつの時間」は築90年の元旅館をリノベーションしたカフェ。

地元の旬の野菜をたっぷり使ったランチが人気だそうです。

 

ランチの時間はかなり過ぎていたので、コーヒーと「真田ぷりん」を。

柿シロップをかけた「真田ぷりん」は、相当甘口。コーヒーにはよく合いました。

 

5月7、8日には「真田まつり」が開かれ、NHK 「真田丸」で真田昌幸役の草刈正雄さんも武者行列パレードやトークショーに参加したそうです。

真田の里・九度山。NHK のおかげで、これからもにぎわいそうですね。

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撮影カメラ、レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF16-35mm F4L IS USM

   ソニーRX100



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