つれづれ写真ノート

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名残りの紅葉(大仙公園 日本庭園)

2016年11月30日 | 風景・建物

今年の紅葉シーズン、そろそろ終わりを迎えているようです。

JR の「紅葉だより」でも、見ごろを過ぎた紅葉スポットが増え、11月30日現在、京都・東山の永観堂は「落葉」。行きたかった瑠璃光院がある八瀬周辺も「色あせ始め」とのこと。

京都は12月始めでも見頃のときがあったと記憶しているのですが、今年は早いのかも。

 

八瀬の瑠璃光院 は、春と秋の特別拝観でしか見られない名所。黒光りの床や机に映えるモミジが超絶的に美しい、と有名。

黒光りの床に外の木々が美しく映り込むのは、岩倉の実相院もそうで、行ったことがありますが、実相院の内部が撮影禁止なのに対して瑠璃光院 は撮影OK。なので、どうしても行きたいと思っているところです。

ぐずぐずしているうちに良い時期を逃してしまいました。また今度、挑戦することに…

 

さて、せっかくのこの季節、全く紅葉撮りに行かないのもシャクなので、近場で撮ってきました。

 

大阪・堺市にある大仙公園の日本庭園

その昔、海外との交易で自由都市として栄えた堺の歴史にちなみ、中国と堺の名勝を模して造られた庭園。

カモやニシキゴイが泳ぐ池泉の対岸の築山は、中国江西省にある「廬山(ろざん)」。青い屋根のあずまやは「甘泉殿(かんせんでん)」。

最近は中国の団体観光客も多いようです。

 ← クリックで拡大します。

 

別のアングルから。池の周辺は、晴天の午前中がとくに美しいですね。

 

池泉に注ぎこむ渓流を遡ります。

 

 

 

 

庭園の奥にある、あずまや「青苔亭」の辺り。モミジはだいぶ散ってきていました。

初夏にはハナショウブやカキツバタが咲き、風情のあるところです。

 

“紅葉”と…

 

“黄葉”。

 

落葉がはらはらと渓流に散って、流れていきます。

 

ひときわ色鮮やかな巨木。

 

庭園をひと巡りして入り口に戻りました。

休憩舎では古典菊を展示中でした。

(古典菊の展示は、例年11月中。2014年のブログ「古典菊の魅力 Part 1 、Part 2 」参照)

 

休憩舎の丸窓から眺める庭園。

 

結婚式の「前撮り」を5 組見かけました。赤や紫の和傘を手にポーズするカップルも。

「大安」ということで、お日柄も良く…

 

絶好のロケーション。

付添いの親御さんもうれしそうでした。お幸せに!

 

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF24-105mm F4L IS USM

     PLフィルター使用

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関連記事・サイト

  ・大仙公園日本庭園

  ・JR 「紅葉だより」

  ・京都・八瀬大原 瑠璃光院

  ・京都・岩倉 実相院

 



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