フードファイトと顎関節症

最近、フードファイターの小林君が、海外のホットドッグの早食い競争７連覇を逃したニュースが報道されたわね。
本当に残念だったけど、その敗因の一つが顎関節症。
そのニュースと同時に顎関節症の情報も一緒に報道されてたと旦那が後で教えてくれた。
フードファイターにとって顎関節症っていうのは職業病のようなものらしい。というか、大食いの人は顎関節症になるんですって。
なぜかというと、大食いの人は大抵ものをよく噛まないから。
顎関節が使用されないために顎の骨が退化して外れやすくなるんですって。
なんでこんな話をわざわざ夫が私に話したかというと、私が顎関節症だから。
私の顎関節は右の蝶番部分が欠落していて、あくびをしただけで外れるの。
そして実は私・・・１０代後半から２０代前半まで、ものすごい大食いだったのよ。
高校生の頃は自宅からお弁当を作って持って行くのだけど、それじゃ満足できないから学食に行ってカレーライスとうどん食べてたり、専門学校の頃は弁当をお重で持ってったり・・・就職してからはそば屋でのっけからざる５枚頼んだり、お酒のみに行く時に空きっ腹じゃ悪酔いするからと事前に回転寿しに行って１８皿食べてから飲みに行ったり。
代謝が加速されちゃう病気のせいなんだけど、１日５食は食べないと痩せちゃうからほんとに四六時中食べてたような気がする。当時の体重が４２キロ（身長１６８cm）、今から考えるとものすごい幸せな体質。お金はかかるけど。
仕事を始めてからは食事に行く時間もままならないから、ながらでも食べられるおにぎりとかサンドイッチとかお菓子とかが常に机のまわりに並んでる状態で、よく同僚が小腹がすいた時に私の机を物色しにきたりしてた。
でもある時期ものすごく体を壊して一ヶ月くらい絶食状態になってから、食事量が激減。普通の人並みにも食べれなくなってしまった。と、同時に

ぶくぶく太り始めたのよ！！

夫と出会ったのはその後。夫は回りの同僚から私の大食いを聞いていて、ものすごく楽しみ（←変なフェチ？）にしていたらしいのだけど、どんなに食事に行っても一向に食わないからがっかりしたらしい。
そもそも私が大食いだったことすら怪しんだくらい。
でもその顎関節症のニュースを見て『あっ！！』と思ったとの事。
やっぱり大食いだったんだね・・・・って、そんなこと認められてもあんまり嬉しくない。今の私に残されたのは顎関節症だけなのよ。
大食いの人は気をつけた方がいいと思うわ。顎関節症は治らないわよ。