私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

摂  理

2006-08-02 23:23:30 | weblog
韓国発祥のカルト集団「摂理」の教祖が、勧誘した女性信者に性的暴行を加えた行為が社会問題になっている。「摂理」は韓国人の鄭明析(チョンミョンソク)教祖(61)が1979年創設。日本でも87年ころから大学生を中心に勧誘をし広がった。キリスト教を基に独自の理解を教義としており、日本にもその会員は2000人余いるといわれている。
この教祖は教団施設で「健康チェック」と称して女性信者に性的暴行やわいせつ行為を繰り返し、その数100人を超し、韓国警察からも強姦容疑で国際手配されているとのこと。また、教団への献金実態も学生は週に1000円、社会人は月給の
1割、ボーナス献金、特別献金を要求され、その額は年間1億円を超えていたというから驚きというかとんでもないいかさま教団であることが浮き彫りになった。
過去にも「オウム真理教(アーレフ)」「法の華三法行」「統一教会」等刑事事件を起こした教団をはじめ淫祠邪教の胡散臭い新興宗教の類は世に万とある。
こうした宗教に名をかりた犯罪集団や宗教もどきの団体に最高学府の学歴と見識を
もった人達が信者としていとも簡単に入会する心理がどうしても理解できない。
「信教の自由」も結構だが信者の中には不法に金や身体(性)を奪われ苦しんでいる実態を覆い、そうした組織まで合法と認めるほど今の社会は病んでしまったのか。とにかくどのような宗教であれ多額の金を要求し、信者の身体を求める行為は
邪教と看做するくらいの”眼力”を持たないと被害は減らないし、いつまでも同じ轍を繰り返すことになる。