私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

再び靖国問題

2005-08-17 17:31:43 | weblog
8/15第60回政府主催の「全国戦没者追悼式」が天皇・皇后
両陛下をお迎えして日本武道館で行われた。
勿論、小泉首相も参列し、平和の誓いとともに「アジアの諸国民
に対して多大な損害と苦痛を与えた」とその式辞の中で哀悼の意
を表明している。
同首相は8/15日靖国参拝を公約としていたが、中国をはじめ
アジア近隣諸国からのクレームや不協和音がでるに至り、これ以
上反対を押し切って自分の意を押し通すメリットはあるだろうか。
既に「全国戦没者追悼式」という公式の場において国なり首相と
しての哀悼の意思が表明されていれば、日本という全体の国益を
思うとき靖国参拝は二義的に考え中止ても遺族をはじめ多くの国
民は理解してくれるのではないだろうか。
平時の時ならともかく中国、韓国、台湾、北朝鮮等近隣諸国とは
外交上の問題が山積している上に国会解散中の空白期間にこれ以
上火種をつくることは許されない。
私自身靖国参拝論者だが、今回総理が8/15日の靖国参拝を諸
般の状況から見送った判断はまさに「適切に判断した」やむを得
ない結果だと私は思っている。